秋の叙勲において榊原英夫名誉教授が瑞宝中綬章を受章されました

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榊原英夫名誉教授

榊原英夫名誉教授

榊原英夫名誉教授は、立正大学経営学部教授、立正大学大学院経営学研究科委員長、立正大学副学長および学校法人立正大学学園常任理事を歴任され、平成29年3月に立正大学を定年にて退職されるまで財務会計学の教育・研究に努め、平成29年4月に立正大学名誉教授になられました。

特に立正大学副学長を務められている間には、研究環境整備に邁進するとともに、科学研究費助成事業に挑戦する若手研究者への資金的支援、地域への貢献を目指した支援制度を構築するなど、立正大学のあるべき姿を具現化することに尽力されました。

専門である財務会計学の教育においては、会計の理論と技術を一体化した会計実務に役立つ会計学教育に尽力し、学生の実務能力の向上に貢献されました。また財務会計学の研究においては、財やサービスの移動を伴わない価値の変動に焦点を当て、原価主義会計と呼ばれる伝統的な会計の限界を明らかにし、諸外国の会計制度の比較研究等により会計基準のグローバル化における学術研究の発展に貢献されました。