大学ブランド

校章とマスコットキャラクター

なお橘の香(かおり)や色が古くから日本人の心を把えていたことは「かぐはしきかな花橘(はなたちばな)を玉(たま)に貫(ぬ)き送らむ妹(いも)は羸(みつ)れてもあるか」「橘は実(み)さへ花さへその葉さへ枝に霜降(しもふ)れどいや常葉(とこは)の樹(き)「橘は花にも実にも見つれどもいや時じくになほし見がほし」(「万葉集」)などの古歌によって知られています。

校章

立正大学の校章は、「大学」の橘(たちばな)が支えています。
橘は、日蓮聖人が好んだ植物であって、その純白な花の香りや、緑翠(りょくすい)の葉の輝きは、本学が、真実を求め・正義を尊び・和平を願って行学(ぎょうがく)に勤(いそし)む人々の園(その)であることを象徴するものです。

スクールカラーのグリーンも、橘が常緑であることに由来するもので、学園にみなぎる新生(しんせい)の息吹(いぶき)と悠久の活力を現しています。

なお橘の香(かおり)や色が古くから日本人の心を把えていたことは「かぐはしきかな花橘(はなたちばな)を玉(たま)に貫(ぬ)き送らむ妹(いも)は羸(みつ)れてもあるか」「橘は実(み)さへ花さへその葉さへ枝に霜降(しもふ)れどいや常葉(とこは)の樹(き)「橘は花にも実にも見つれどもいや時じくになほし見がほし」(「万葉集」)などの古歌によって知られています。

マスコットキャラクター「モラりす」

なぜRIS(りす)なのか?

ホームページやメールアドレスの一部に使われており、文字、言葉、響きが既に立正大学に浸透し、馴染んでいるためです。また、この「モラりす」のネーミングは学生による投票で選ばれました。

モラりす(アニメイラスト版)

RIS(りす)にこめた願いとは?

りすは、木の実を少しずつ集め、森のあちらこちらの土に埋めます。その種が育ち、森に生息する動植物、森の仲間たちに幸せな環境を提供しています。そんなキャラクターは、私たち立正大学の学生一人ひとりに、4年間で大きく育てていく元気をくれる存在でありたいと願うからです。

シンボルマークとロゴ

シンボルマーク

来る2022年の開校150周年に向け、立正大学学園はシンボルマークを制定しました。教職員や関係者、本学園の生徒・学生など多くの方々による投票などを経て、学園の様々なステークホルダーの想いを込めたシンボルマークとなりました。

コンセプト:伝統をふまえた未来志向、躍動感、社会とのつながり

ひとつのRから、ひとまわり大きいRが生まれる形状は、本学園の未来への躍進と、より広い社会へとつながっていくという意志を表しています。また、重なるふたつのRは大学のブランドビジョンの「モラリスト」と「エキスパート」、中学・高等学校の教育目標「行学二道」の象徴でもあります。そして、本学園の学生・生徒が一生懸命勉学に励み、大きく成長し、社会に向けて飛び立っていく姿に重なるその形でもあります。学園での「学び」を活かし、社会で大いに活躍してほしいという願いを込めています。

カラーは若々しく明るい青色。見上げた緑翠の橘(スクールカラー)の先に望める青空のように清々しい青は、これからの学園に、在学生・生徒、校友、教職員で清廉な新しい「色」を加えていきたいという決意を表しています。

ロゴタイプ

シンボルマークとあわせて、各種のテキストロゴも生まれ変わりました。和文・英文表記ともに、力強く太い線を採用し、堂々とした文字で「立正」を表現しました。カラーは若々しく明るい青色。見上げた緑翠の橘(スクールカラー)の先に望める青空のように清々しい青は、これからの学園に、在学生・生徒、校友、教職員で清廉な新しい「色」を加えていきたいという決意を表しています。

廣村デザイン事務所代表 廣村 正彰(Masaaki Hiromura)

廣村デザイン事務所代表 廣村 正彰

1977年、田中一光デザイン室入社。1988年、廣村デザイン事務所設立。08年KU/KAN賞、09年毎日デザイン賞、第42回SDA最優秀賞、10年グッドデザイン金賞ほか多数受賞。主な仕事に日本科学未来館CI、サイン計画。横須賀美術館VI計画。9hナインアワーズAD、サイン計画。すみだ水族館VI、サイン計画。東京ステーションギャラリーVI、サイン計画。あべのハルカスサイン計画。プライムツリー赤池サイン計画。そごう・西武、ロフトのADなど。主な展覧会「ジュングリン 意識が動く瞬間」(西武ギャラリー)「ジュングリン2 無意識の中の意識」(アクシスギャラリー)「金沢でJunglin'」(金沢21世紀美術館)。著書に「空間のグラフィズム」六耀社、「字本 JI BORN」ADP、「デザインからデザインまで」ADPなどがある。