1912(大正元)年創立の日蓮宗慈済会を起源※とし、1923(大正12)年創立の社会問題研究会を前身とする児童文化研究部は「児研」「じゃり研」の愛称で親しまれ、現在も活動を継続しています。そこには現在も続く日蓮宗の慈善活動、子どもへの教育支援・福祉の精神が脈々と息づいており、2013(平成25)年度にはその功績により、第37回正力松太郎賞の児童教化功労賞を受賞しています。今回は同部のあゆみを紹介するだけでなく、全国各地の小学校で巡回公演を行った貴重な記録、公演に使用した人形などを展示します。
また、連携展示として図書館が所蔵する「日蓮聖人いろは歌留多(復刻版)」を展示します。
起源につきましては、児童文化研究部が2012(平成24)年に発行した「創部100周年記念誌」に基づいています。
展示については2012(平成24)年に刊行された、児童文化研究部創部100周年記念誌を基に、テーマ別展示を行います。
児童文化研究部の沿革・活動年表・公演記録などを展示します。
長期休暇期間に全国の子どもたちを対象に公演を行った巡回公演、通称「巡回」の活動記録を展示します。
当時本学教員で、児童文化研究部の前身の一つ「大学コドモ会」の作歌顧問であった山上ゝ泉(やまがみちゅせん)が製作に携わった「日蓮聖人いろは歌留多(復刻版)」を展示いたします。
二次元コードを活用し、公演の様子を紹介します。
6月15日(日)と7月20日(日)は特別開室を行います
立正大学博物館 1階第1展示室
(埼玉県熊谷市万吉1700 立正大学熊谷キャンパス内)
日蓮宗宗務院 日蓮宗新聞社 児童文化研究部
立正大学博物館 博物館事務課(担当:草川)
TEL:048-536-6150
e-mail:kusakawa@ris.ac.jp