三つの方針策定の基本方針

立正⼤学は、各学部・研究科において展開している教育活動について、質の保証と向上を図るために、三つの⽅針(「卒業認定・学位授与の⽅針(ディプロマ・ポリシー)」「教育課程編成・実施の⽅針(カリキュラム・ポリシー)」「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」)を策定・運⽤します。
三つの⽅針は、本学の建学の精神、教育目標を踏まえ、以下の項⽬について具体的に記述します。

三つのポリシーの策定単位について

  • 三つの方針は、全学を単位として策定し、さらに学部・学科・コース、研究科・専攻の単位で策定します。なお、全学のポリシーと各学部・学科・コース、研究科・専攻のポリシーの整合性、一貫性に留意します。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

  • 卒業・修了するにあたって身に付けるべき能力を、①「関心・意欲・態度」、②「思考・判断・表現」、③「知識・理解」、④「技能」の4つの観点で表します。
  • 達成したことを検証できる内容とします。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  • ディプロマ・ポリシーに関連付けられたカリキュラムの編成方針、およびカリキュラムや学修方法を明確にします。
  • カリキュラムの構成原理(体系性)を表します。体系性を表すために、ナンバリング、カリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリー等をカリキュラム・ポリシーとあわせて運用します。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

  • 卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成・実施の方針に基づき、立正大学が入学者に求める人物像を明示します。
  • 各入学者選抜制度の基本的な趣旨および、それに基づく評価の観点と判定方法を明示します。
  • 入学希望者に求める学力水準、能力に加え、入学前に求められる学習活動、学習歴を明示します。

三つのポリシーの運用について

  • 三つの方針は、教育の質向上を継続的に図っていく内部質保証システムの核であるとの認識のもと、絶えず検証を行い、必要に応じて見直しを行います。