立正大学大学院社会福祉学研究科における学位論文審査基準に関する申し合わせ
立正大学大学院社会福祉学研究科における修士課程および博士後期課程の学位審査は、以下に記す基準に従って審査するものとする。
1.修士課程:修士論文
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1-1:審査体制
常務委員会にて審査に当たる主査1名、副査2名を選定し、研究科委員会にて諮り承認を得る。
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1-2:審査方法
「立正大学大学院社会福祉学研究科における修士の学位審査に関する申し合わせ」の記載の通りとする。
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1-3:審査項目
修士論文の評価は、以下の基準による。
- 研究目的・課題の明確さ・適切さ
- 研究方法(調査・分析・資料等の扱いを含む)の適切さ
- 先行研究の検討と該当論文の位置づけ
- 構成・論述の体系性と一貫性
- 研究倫理上の問題、配慮
- 修士論文としての独創性
- 研究成果の学術上もしくは実践上の意義
- 論述の形式や術語・図表・参考文献等の表記の明快さ・適切さ
- 専攻分野における研究能力、もしくは高度の専門を要する職業能力
- 口頭試問の応答状況
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1-4:満たすべき水準
審査項目にある10項目の観点で審査を行い、以下の4段階で総合評価を行う。
- A.非常に優れている
- B.優れている
- C.合格基準には達している
- D.水準に達していない
総合評価は主査100点満点、副査各2名50点満点のもと、3名の合計120点以上が修士学位論文として合格とする。
2.博士後期課程:博士論文
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2-1:審査体制
「立正大学大学院社会福祉学研究科における課程博士の学位審査に関する申し合わせ」につき、1-(2)及び1-(5)の通りとする。
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2-2:審査方法
「立正大学大学院社会福祉学研究科における課程博士の学位審査に関する申し合わせ」の通りとする。
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2-3:審査項目
博士論文の評価は、以下の基準による。
- 研究目的・課題の明確さ・適切さ
- 研究方法(調査・分析・資料等の扱いを含む)の適切さ
- 先行研究の検討と該当論文の位置づけ
- 構成・論述の体系性と一貫性
- 研究倫理上の問題、配慮
- 博士論文としての独創性
- 研究成果の学術上の意義に関して
- 論述の形式や術語・図表・参考文献等の表記の明快さ・適切さ
- 自立した研究者としての知識・能力
- 口頭試問の応答状況に関して
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2-4:満たすべき水準
審査項目にある10項目の観点で審査を行い、以下の4段階で総合評価の合否を決める。
- A.非常に優れている
- B.優れている
- C.合格基準には達している
- D.水準に達していない
この申し合わせの改廃は、常務委員会にて検討のうえ、社会福祉学研究科委員会の承認を得るものとする。
附 則
この申し合わせは、令和3年4月1日から施行する。