博士後期課程 学位論文審査基準等

立正大学大学院心理学研究科博士後期課程 心理学専攻学位論文審査基準

以下の基準に従い、博士論文の内容・口頭試問の結果から総合的に評価し、以下の基準を満たしていることをもって、博士論文を合格とする。

  • Ⅰ 博士論文の内容に関する審査項目
    1. 以下の6項目を満たしている。
      1. 先行研究の整理とそこから導き出される課題、適切な研究目的が設定されている。
      2. 実施された研究方法は、研究目的を達成するために適切である。
      3. 分析方法およびその結果は、研究目的に沿って適切に記述されている。
      4. 研究の意義、限界点、課題などが適切に考察されている。
      5. 論文の記述(本文、図、表、引用、文献リストなど)は十分かつ適切であり、結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっている。
      6. 実施された研究には、倫理的に問題がない。

    2. 論文の内容が独創的である。資料は、提出者が中心となり収集したものを使用している、あるいは使用した資料が既存のものである場合はその分析が斬新であることが求められる。
    3. 論文は、当該領域における研究および実践の発展に学術的意義を持ち、優れて社会的有用性があることが認知される。すなわち、博士論文の内容は、当該研究の領域の査読のある学術論文(すでに受理されているものを含む)を含むものとする。

  • Ⅱ 口頭試問に関する審査項目

    口頭試問での応答は、論理的、かつ適切である。

附 則
平成21年11月18日より施行