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新入生オリエンテーションが開催されました・後編

更新日時:2025.05.01

2025年4月3日、経営学部のオリエンテーションが開催されました。午前中は立正大学品川キャンパス、午後はホテル雅叙園東京で行いました。

【前編はこちら】

学校案内

昼食後は、4年間通うキャンパスを実際に歩いて回るツアーが行われました。新入生たちは班ごとに分かれ、ヘルパーの先輩方の案内のもと、学食やトークパレット、学事課、図書館、講義棟など、日常で利用する主要な施設を見学しました。キャンパスは広く複雑な構造をしているため、実際に見て回ることで今後の生活への不安が少し和らぎ、各施設の雰囲気や使い方を理解する良い機会となりました。
新入生たちは先輩の説明に熱心に耳を傾け、これから始まる大学生活に期待を膨らませながら、わくわくとした表情でキャンパス内を歩いていました。

目黒川ウォーク

桜が咲き誇る目黒川沿いを、ホテル雅叙園東京を目指して20分ほど歩きました。目黒川は都内でも有名な桜の名所であり、春の季節には多くの人が訪れる人気スポットです。
道中では、美しい桜並木を眺めながら、新入生同士で会話を楽しみ、少しずつ緊張が和らいで打ち解けていく様子が感じられました。目的地であるホテル雅叙園東京は、90年以上の歴史を誇る格式ある高級ホテルで、美しい日本庭園や豪華な内装が特徴です。訪れた際には、結婚式の記念撮影をしているご夫婦や、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しんでいる方々の姿も見られ、特別な時間が流れる空間に、学生たちも感動している様子でした。
当日はあいにくの雨となってしまい、大人数で傘を差しながらの移動となりましたが、安全に気をつけて歩きました。
立正大学の周辺には、今回歩いた目黒川のように、春には美しい桜を楽しめるスポットが多くあります。来年の春こそは、天気に恵まれた中でゆっくりとお花見を楽しんでほしいです。

全体レクリエーション

今回の全体レクリエーションは、ホテル雅叙園東京で実施されました。「TRPG(テーブルトークRPG)」という対話型推理ゲームを実施しました。
ゲームのタイトルは「消えた研究資金と経営戦略の謎」。榎戸先生、藤井先生、松村先生、本柳先生がキャラクターとして登場し、新入生たちはカードに書かれた手がかりをもとに、どの先生が研究資金を奪ったのかをグループで話し合いながら推理しました。このTRPGには経営学の視点も組み込まれています。楽しく活動する中で、意思決定や組織の関係性といった経営学の基本的な考え方に自然と触れることができました。
新入生にとっては、これから学ぶ内容への関心を高める良い導入となったと言えるでしょう。また、グループ活動を通じて普段関わりの少ない学生同士とも自然な交流が生まれ、友人の輪を広げる貴重な時間となりました。笑いや驚きにあふれた和やかな雰囲気の中で、緊張もほぐれ、互いの距離を縮める良い機会となりました。

立食パーティー

全体レクリエーションで親睦を深めた後には、ビュッフェ形式の立食パーティーを行いました。総合チーフによる乾杯のあいさつの後、新入生たちはおいしい食事を楽しみながら、和やかな雰囲気で会話を弾ませていました。
立食パーティーが進むにつれて、各テーブルでは笑顔と笑い声があふれ、自然と会話も弾んでいきました。初対面同士であっても、共通の話題や今日一日の出来事を通じて打ち解け合い、多くの新たな交流が生まれていました。
上級生や教職員とも自由に会話ができる貴重な機会となり、これからの学生生活に対する期待や不安についても気軽に話せる場となっていたようです。和やかな雰囲気の中で、新入生たちの緊張もすっかりほぐれ、笑顔で満ちたひとときとなりました。

閉会式

閉会式に差し掛かる頃には、緊張した空気も和らぎ、新入生たちはリラックスした表情で式に参加していました。会の冒頭では、教員代表とオリエンテーション実行委員会代表による挨拶があり、これから始まる学校生活への心構えや期待を語られました。
長い1日を過ごした新入生たちでしたが、最後まで真剣な様子で耳を傾け、オリエンテーション全体を締めくくる時間を大切にしている様子が印象的でした。
帰路につく新入生たちは友人同士で笑顔を見せながら楽しそうに会話を交わしており、オリエンテーションの成果を感じられる温かな締めくくりとなりました。

総合チーフ・目黒羽竜さんの一言

この度、第46代オリエンテーション実行委員会総合チーフを務めました、経営学部4年の目黒羽竜です。約1年間、今年のオリエンテーションに向けて、委員のメンバーや教職員の方々、ホテル雅叙園東京の方々の協力のもと、何度も議論を重ね、今回のオリエンテーションを作り上げました。

「新入生にとって、20年後・30年後も記憶に残るような一日を届けたい」という目標を掲げ、当日のスケジュールやレクリエーション、景品の準備に至るまで、学生主体で企画・運営を進めてきました。

オリエンテーション終了後にアンケートを実施し、新入生の皆さんからは「楽しかった!」という声や、「履修指導が役立ち、不安が払拭された。」といった感想をいただき、心の底から「頑張ってよかった」と感じております。

オリエンテーションを無事に終えることができたのは、実行委員だけでなく、協力してくださった教職員の方々、ホテル雅叙園東京の方々、そして新入生の皆さんと保護者の方々のおかげです。私たちの活動を通して、新入生の皆さんに経営学部の学びを体感して頂けたのであれば幸いです。

これから新入生の皆さんは大学生活が本格的に始まります。大学生活の4年間が、新入生の皆さんにとってかけがえのない素晴らしい時間になることを、オリエンテーション実行委員会一同、心より願っています。

ヘルパー(オリエンテーション実行委員会)について

オリエンテーションは、新入生の履修登録のサポートや友達づくり、大学生活の不安を解消することを目的とした実行委員会によって運営されています。2年生から4年生で構成されており、新入生には担当班がついて、新入生が安心して大学生活を始められるよう準備を進めてきました。