経営学の理論を深く理解し、分析やプレゼンテーション、ディベートの訓練をとおして物事を論理的に考える力を身につけます。
諸理論を理解し、それらを用いた分析を行うことで、問題解決の際に必要な論理的思考能力を養うことができます。また学内外のインゼミ(合同ゼミナール)における発表、ディベート、論文執筆といったゼミ活動をとおして、プレゼンテーション能力や文章力を高めるための訓練を行います。論理的思考能力を基礎としたプレゼンテーション能力や文章力は、企業経営において必要とされるだけでなく、日常生活のさまざまな場面でも幅広く役立ちます。
企業や社会には「なぜこのようなことが起きるのか」「なぜ改善しないのか」という問題が数多くあります。永野ゼミにおける理論研究の学びは、それらの問題に対する解決策を見出す力を養います。ゼミ生は自分たちが関心のある戦略的・組織的な問題を、理論を用いて論理的に解明していきます。例えば、あるグループの研究では、出版業界での雑誌の売り上げ低下という問題を扱いました。そしてオープンイノベーション(自社だけでなく企業外部の技術やアイデアを取り入れ、革新的なビジネスを生み出すこと)の重要性に着目し、具体的な解決策を考えました。