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ゼミナール

町田ゼミ

町田ゼミ詳細

専門分野を通じて、世の中を見るための「メガネ」を身につける

ゼミで学ぶ専門分野は、皆さんが世の中を見る「メガネ」になります。本ゼミでは、原価計算・管理会計を組織にどのように活かすことができるかを中心に学び、教員とともに考えます。実は、会社をはじめとした組織の中で起こっている出来事の多くは原価計算や管理会計と深い関わりがあります。これらを学ぶことによって、組織を前に進めることができる人材になることを目指しましょう。

ゼミの特徴・ゼミで学べること

原価計算・管理会計を基礎として、幅広いテーマについて研究していただきたいと考えています。私は、会社が管理会計や原価計算をどのように用いているのか、どのように用いたら会社が良くなるのかを中心に研究してきました。研究手法は、文献研究、データ分析、ケーススタディと多岐に渡ります。

ゼミの取り組み

基本的に、グループワークやプレゼンテーションが中心となります。その基礎力を応用して、グループ研究を行います。並行して、学術的表現の基礎演習(学術的文章の作成やプレゼンテーションの方法)や文献研究(資料や論文などを丁寧に読み、意味を深く理解すること)を実施します。研究成果は、他大学とのインターゼミなどを通じて他者に発信し、議論を行います。

ゼミで行った研究・プロジェクト・行事

企業等で活躍されている方を招き、ゼミ生向けの講演会やワークショップを予定しています。また、合宿や懇親会などのイベントについては、教員とゼミ生で相談しながら実施内容を検討していきます。

ゼミ生に求めること

本ゼミは2025年度から新たに開講されたゼミです。したがって、小さい組織を主体的に運営する経験を積んでみたいという方を歓迎します。また、他者と良好な関係を築きつつ、良い組織を作りたいと考え行動してくれる方を求めています。

ゼミ生の将来像・進路

原価計算や管理会計に関わらず、学問全般に幅広く興味を持っていることを推奨します。ただし、前提知識や能力(資格)は求めません。「大学に入ってはみたけど、何をしたらいいかわからない」「立正大学での4年間で一つでも多くを学びたい」という気持ちが少しでもある方は、自分を変えるきっかけとして、ぜひ応募を検討してください。

先生からのメッセージ

ゼミ生全員が大学での学びを「活用」できるようになることを目指します。講義や試験では、得た知識を作られた答案用紙に正しく書くことが求められます。しかし、生きていく上で直面する問題に答案用紙が用意されていることはほとんどありません(もちろん、答案用紙に正しくアウトプットできるというのは必要なことですし、素晴らしい能力の一つでもあります)。

町田ゼミでは、自分たちで答案用紙を作り答えを導き出していく方法を、実践を通じて学びます。経営学部で学んだ知識を現実の会社や組織の問題解決に活用するためには,学んだ知識のうち「何をどのように使えるか」を考え、知識を「具体的な方法や手順」に置き換え、プロジェクトを進める中で「違う意見を持った他者をどのように説得していくか」がより重要になります。これらを実践するための基礎を学び、「管理会計のメガネ」で世の中を見て、問題を解決できる社会人を目指しましょう。