2年次では小売店の見学と小売経営に関する和文の入門教科書を読むことに重点を置きます。3年次では小売経営に関するより高度な教科書と英文の入門教科書を読み、小売企業の経営の例(事例)を分析します。4年次では卒業論文の作成を取り組みます。
店舗観察およびビジネス書輪読を重視するゼミです。
ゼミで3つのことを学びます。
1つ目は、小売経営の基本フレームワークを学ぶことです。小売業といっても、スーパー、百貨店、コンビニエンスストア、ホームセンターなど様々な業態があります。しかし、その経営活動の基本フレームワークは同じです。すなわち、品揃え、価格、サービス、立地、陳列など小売ミックスを戦略的に設計することで、競争相手と差別化を図り、標的市場の顧客に好まれる店を創り上げる、という点では、異なる種類の商品や、異なる業態の小売店も同じです。ゼミでは、こうしたフレームワークを、テキストの輪読、店舗観察とグループディスカッションを通じて、身につけてもらいます。
2つ目は、物事をうのみにせず、他者との議論を通じて自分の見解を磨き上げていくという、大学生や社会人として身につけるべき知的な作法を学ぶことです。そのためにゼミでは皆さんに積極的に議論してもらう予定です。
3つ目は、チームワークの重要性を体験することです。個人がいくら努力しても、世の中にある様々な問題を解決する上ではどうしても限界があります。チームワークを通じて、革新的なアイディアを創造することの意義を体感することを目指します。
学生主体でゼミをすすめています。例えば、店舗観察について、計画を立てて、計画を実施し、観察の結果を発表するなど、すべての作業はゼミ生が主体的に取り組んでいます。
ゼミ生は多様な研究、例えば、SNSマーケティング、日本の食品スーパー、東京で住みたい町ナンバーワン吉祥寺、レジ袋有料化が小売経営に及ぼす影響などの研究テーマをとりあげてきました。
将来、企業勤務や起業など、小売業やサービス業に携わりたいという学生を歓迎します。店舗観察、ビジネス書を読むことを要求するゼミです。
ライフコーポレーションのような小売企業だけではなく、生命保険会社やITなどの企業に就職しています。
大学時代は、キャリアについて考え始める時期であり、自由に本を読み、自分の興味に沿って知識を広げることができる貴重な期間です。勉強も遊びも全力でやってください(Study hard, play hard!)
楽しく研究しています!みんなでたくさん本を読み、たくさん店舗観察をしています。