経営学部では、2月7日にアフリカ諸国の女性によるビジネスおよび起業の促進を目的とした研修プログラムの一環として、アフリカ諸国から来日中の女性起業家や行政官と交流しました。この研修は、独立行政法人国際協力機構横浜国際センター(JICA横浜)が実施し、1 2名のアフリカ人研修生と実施受託機関であるアイ・シー・ネット株式会社による研修監理員4名の計16名が品川キャンパスを視察しました。
研修生たちにとって、経営学部教員や学生との交流を通じ、我が国の起業支援の具体例に触れる良い機会となりました。
同研修プログラムは「Bienvenue! JICA FemPOWER Africa」の横断幕が掲げられ、鈴木厚志副学長からの挨拶と松村洋平経営学部長によるキャンパスツアーが行われました。研修生たちは、創立150余年となる本学の歴史と伝統の話などに、興味深く聞き入っていました。
鈴木厚志副学長
松村洋平学部長
起業に関する大学教育の現状等について川村悟経営学部教授からの事例報告の後、特定非営利活動法人 品川女性起業家交流会(しなjob)の石井みな子氏による起業や起業支援に関する講義が行われました。女性起業家の成功事例や支援体制についてご自身の起業経験を交えた内容で、研修生たちは日本の現状や問題点などを学びました。
また、工藤紅経営学部准教授の進行による研修生と経営学部生との意見交換を実施。交流した学生たちにとっても国際的視点で、起業の課題や社会的役割について直接話をする貴重な機会となりました。
経営学部は、昨夏のカメルーン共和国訪問団に引き続き、今後も国際的な取り組みを生かした学部教育・研究活動の充実をはかります。