川村ゼミに所属する2年生12名が、2024年8月26日~9月6日に開催された「燃えるインターンシップ」に参加しました。
燃えるインターンシップとは、複数の中小製造業と学生が集まり、配属先企業の課題を発見して共に解決を図る2週間の短期集中プログラムです。製造業には今もなお3K(きつい・汚い・危険)のイメージがつきまとい、企業側は積極的な広報活動を実施しにくい課題を抱えています。そのような現状を打開するため、中小製造業複数社が集まる合同インターンシップが学生発案で企画されました。三和電気株式会社と順天堂大学が中心となって実施し、今年で4回目の開催となります。立正大学・川村ゼミは本プログラムに初めて参加いたしました。
株式会社大橋製作所/株式会社芝橋/有限会社中央バフ製作所/株式会社トネ製作所/株式会社長谷川ジャバラ/三和電気株式会社/株式会社吉村
(五十音順/敬称略)
前回は「SDGs×製造業」というテーマでしたが、今回から「経営」という要素が加わりました。川村ゼミ所属の12名は順天堂大学国際教養学部の学生と共に新製品開発、新事業、製品プロモーションなどの検討を行いました。
初日、順天堂大学において配属先企業との顔合わせやSDGsゲーム(アイスブレイクワーク)、キャリア関連講義が行われました。二日目からは配属先企業を訪問し、課題発見・解決に向けた企業見学、製造実習、社長・社員へのインタビューを実施しました。六日目には、製造業の知識を深めるために配属先以外の工場見学を行いました。
最終日には、配属先企業ごとに編成された学生チームが考案した解決策に関するプレゼンテーションを実施しました。東京中小企業家同友会、三菱UFJ銀行、日刊工業新聞社などの有識者に審査をしていただきました。
川村ゼミ2年 斎藤あかり
私たちは、中小企業の人材不足という課題を、中央バフの強みと機会を生かして解決しようと考えました。そこで、主婦層の人材を確保する方法として、女性が何を基準に仕事を選んでいるのかを1から考え、「えるぼし認定」を取得することを発案しました。また、企業が地域社会と交流することによって得られるメリットを考え、「学校の楽器一斉研磨計画」を提案しました。