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インタビュー&ボイス

File.009:武石夏実さん

ゼミナールで鍛えられた思考力と分析力で
お客さまに信頼される営業職をめざします

ジャパン建材株式会社
営業本部

お客さまの「いい提案をありがとう」の言葉に
大きなやりがいを感じます

JKホールディングスへ入社し、多種多様な住宅資材を扱う専門商社ジャパン建材で、営業職として働いています。国内のみならず海外拠点もある会社なので、さまざまな地域のお客さまと接することができると考え入社しました。
現在は先輩が受注した商品のメーカー発注や、住宅資材販売店への商品提案を担当。お客さまのニーズに合った商品を提案でき「いい提案をありがとう」と言っていただけると、大きなやりがいを感じます。
経営学部では永野寛子先生のゼミナールに所属し、企業の課題を分析し組織の在り方や企業戦略についての理論研究を行いました。なかでも力を入れたのが学内のゼミ論文コンテストです。ゼミ生6人でファッション雑誌の売り上げ減少をテーマに今後の販売戦略を考察しました。当初は新聞記事などを参考に現状を分析していましたが、電子書籍の台頭に対処するための解決策がなかなか見出せず悩んでいたところ、先生から「従来の出版業界のあり方が閉鎖的であるために環境変化に適応できていないのではないか」と助言をいただきました。そこで出版社の雑誌づくりの取り組みを調査した結果、消費者など外部のアイデアを取り込むことの必要性を感じ、スマホなど電子媒体との共存やSNSの活用を軸とした新たなビジネスモデルを示すことができました。この経験から粘り強い思考力と分析力が身につき、さらに佳作賞を受賞できたことで、物事を達成する喜びも知ることができました。

経営学部で学んでよかったこと

理論はもちろん、プレゼンテーションの技術、パワーポイント、エクセルなどのパソコン操作、簿記といった実務的なスキルを修得できたことで、入社1年目からスムーズに資料や企画書を作成できました。

ゼミナールで得られた力

企業の戦略についての研究発表やディベートをとおして、情報の集め方、プレゼンテーションスキルなどを取得しました。先生やゼミ生と意見交換を重ねることで、多角的な視点と論理的思考力が鍛えられ、人前でも自信をもって話せる力がつきました。そうした力は、お客さま一人ひとりに応じた提案の仕方をするための対応力として活きています。

就活のポイント

自己分析のために両親や知人に自分について聞いていた際、母から「活発な性格だから、事務より営業が向いていると思う」と助言をもらいました。この一言で適性が見え、面接で自分のアクティブさを強みとして伝えて営業職で内定を獲得することができました。 自分を志望の会社に合わせるのではなく、自分の強みを伝えることを第一に就活すれば、自身の能力を生かせる会社にめぐり会えると思います。

これからの目標

これからは外回り営業も担当するので、ゼミで得た力で販売戦略を練り、的確な商品提案でお客さまに信頼していただける営業をめざします。