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インタビュー&ボイス

File.008:菅谷澪さん

SNS研究やマーケティング、会計など
経営学部で培った知識が
店舗経営の現場で役立っています

株式会社ランシステム
直営店舗事業部

お客さまの来店につながる
ゼミナールで学んだSNS活用術

現在、東京都内のネットカフェで店長を務めています。担当業務は接客からアルバイトスタッフの管理や売上管理、販売促進、SNSの公式アカウント運営まで多岐にわたり、店舗を任されるのはひとつの企業を経営することと同じだと実感しています。経営者として収益を把握し、経費を抑制する一方で売り上げを伸ばすことが求められますが、私は特にSNS活用に力を入れています。
経営学部では情報システム学の山本仁志先生のゼミで「SNSがリアル社会に与える影響」について研究しました。自分でアンケートを制作、収集し分析した結果、SNSが流行の情報源になるなど、企業と消費者をダイレクトに結ぶ情報ツールとして有効で、宣伝・販促に欠かせないことを知りました。
これらのマーケティングや戦略など経営学部で学んだ知識を店舗でのSNS運営に生かし、お客さまのご来店につながっていることにやりがいを感じます。

経営学部で学んでよかったこと

企業の会計・経理業務に携わっていると、貸借対照表や損益計算書など、数字から情報を読み取る能力が求められます。他の学部出身の同期社員が苦労しているのを見ると、この力は経営学部出身の強みだと感じます。

ゼミナールで得られた力

ゼミナールに所属して初めて取り組んだのは課題図書のプレゼンテーション。一冊の本に収められた情報を要約し、相手が理解できるように伝えるにはどうしたらいいのかとても苦労しましたが、コミュニケーション能力の向上につながりました。この経験は店舗SNS運営やお客さまとの会話に生きています。

就活のポイント

志望先を決める際は、無理なく長く勤務できる企業かどうかを重視。面接では入社後、何をしたいかをアピールしました。女性はネットカフェに入店しにくいイメージがあるので、それを払拭して女性が利用しやすい店舗を作りたいという具体的なプラン提示が内定につながったと思います。

これからの目標

将来的には女性専用ネットカフェなど、新規事業の企画プロジェクトにも携わりたいと考えています。大学の学びを生かし、店舗経営の実務経験を重ねる現在は、その大切な準備期間。みなさんも夢を実現するために、経営学部での学びを役立ててください。