平田英隆講師が、気象現象を詳細にシミュレート可能な雲解像モデルを用いて、20171月に三宅島で発生した豪雨のメカニズムを調査しました。その結果、黒潮からの多量の水蒸気および熱の供給や低気圧に伴う気流構造が豪雨の発生に寄与したことを解明しました。研究成果をまとめた論文は、8/27付で日本気象学会の科学ジャーナル"Journal of the Meteorological Society of Japan"webページに掲載されました。

Kuroshio-Enhanced Convective Rainband Associated with an Extratropical Cyclone in the Cold Season
(Journal of the Meteorological Society of Japan)
www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/99/4/99_2021-043/_article/-char/ja