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ゼミナール

長瀬ゼミ

長瀬ゼミ詳細

人間の意思決定を心理学のアプローチで探求します。

行動意思決定論の研究がテーマです。意思決定とは自分の未来の行動を決めることであり、学術的には複数の選択肢からひとつを選び取る行為として定義されます。レストランでメニューを眺めて何を注文するかを決める、受験生が受験する大学を決める、企業の経営者が自社の戦略を決める、これらはすべて意思決定です。行動意思決定論は、人間の意思決定がどのようにおこなわれているのか、何にどのように影響を受けているのかを主として心理学のアプローチで探求します。
人間は自分がどのように意思決定をしているかはよく分かっているつもりになっていますが、一般人が抱いている素朴な意思決定観は多くの誤りを含んでいます。人間の意思決定が無意識のうちに陥りがちな誤りのパターンが行動意思決定研究によって次々と明らかにされています。意思決定研究には人間性の本質に分け入っていく知的な興奮があります。

ゼミの特徴・ゼミで学べること

長瀬ゼミの研究の2本の柱は文献研究と実験です。文献研究は、意思決定論に関する専門書を読んで予習でログ(いわゆるレポートのこと。長瀬ゼミではログと呼びます)を作成し、ゼミでディスカッションをします。実験は、個人またはグループ単位で実験計画を作成、実施して結果を分析し、報告書を作成します。それらが4年次の卒業論文に繋がります。

ゼミの取り組み

意思決定実験の他に、選択盲動画の制作やラバーハンド実験、皮膚ウサギ実験などをおこないます。合宿や懇親会、産業遺産見学なども計画しています。

ゼミ生に求めること

ゼミ生には、旺盛な知的好奇心を持っていること、教科書や従来の学説を鵜呑みにせずに自分の頭で批判的に考えること、その考えを実験などで検証すること、それらについての努力を惜しまないことが求められます。ゼミでは共同作業も多いので、コミュニケーション能力も必要です。仲間と楽しく仲良くつきあうことができて、ゼミの運営の仕事にも積極的に取り組む人を求めています。合宿等も含めてゼミには無遅刻、無欠席が強く要望されます。また「経営心理学」の履修が強く推奨されます。

ゼミ生の将来像・進路

長瀬ゼミにはまだ卒業生はいません。就職活動は大学生の一大イベントであり、しっかり取り組んでほしいと思っています。ただし就職したらそれで終わりではありません。皆さんには卒業後に長い人生が待っています。小説『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、ホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア校長は、主人公のハリーに「人の真の姿はその人がどんな選択をするかに表れる」と語りかけます(映画にもこの台詞があります)。あなたが下すひとつひとつの意思決定があなたを形作ります。そのことを忘れずに、胸を張って前向きに人生を歩むことを願っています。

先生からのメッセージ

私はゼミという教育制度がとても気に入っています。私自身の学生時代を思い返しても,ゼミの仲間と切磋琢磨しながらの研究や合宿などのイベントはとても刺激的でした。課外のイベントも含めた全人格的なつきあいは、かけがえのない一生の財産になります。私と一緒に、ぜひそんなゼミを作っていきましょう。