立正大学で学ぶ心理学

心理学とはなんでしょう?

自分や他人の性格を知りたい。人間関係をもっとうまく築きたい。悩みを抱えた人の助けになりたい。 誰もが一度はこんなことを思うのではないでしょうか? 心理学とは、心のしくみや働きを理解し、それを私たちの生活に役立てていこうとする学問です。 心理学の大きな特徴は、心のしくみを理解するために、科学的な方法を用いる点にあります。 日常生活の中で私たちが感じている疑問について仮説を立て、 実験や調査などを行ってデータを集め、その仮説が正しいかを1つ1つ確かめています。 また、心理学にはさまざまな分野があります。これらの分野の知識は、日常の人間関係を豊かにするだけでなく、 医療や福祉、教育、産業など、さまざまな職業場面で、実際に活用することができます。

心理学とは

目に見えない心の世界に科学的にアプローチする学問

心理学は目に見えない心の世界に科学的にアプローチする学問です。心が関わる現象はすべて心理学の研究対象です。そのため、心理学の研究分野は実に多彩な専門領域に分かれています。立正大学心理学部ではそのような心理学の幅広い知識を学ぶだけでなく、特に社会的なニーズの高い2つの領域について専門的な教育・研究を行っています。

心理学部で学ぶ専門分野

また、両学科とも、公認心理師資格取得に対応したカリキュラムになっています。

公認心理師とは?

 

社会的なニーズの高い2つの専門領域

心の問題で困っている人たちを援助するための
臨床心理学科

臨床心理学科では、心の問題で困っている人たちを援助するための知識と技能について教育・研究しています。心の問題で困っている人の中には、心理的な悩みや障がいのために自分自身が困っている人ばかりでなく、災害・犯罪・いじめ・虐待など、過酷な環境で心に傷を負った人、そのような人と身近に接して助けたいと思っている人なども含まれます。臨床心理学科では、そのような人たちの問題を深く理解でき、有効な支援を提供できるような人材の育成を目指しています。

臨床心理学科で学ぶ

卒業後はカウンセラーなどの資格取得を目指して大学院に進学するほか、公務員の心理職や民間企業など多彩な分野を目指せます。

臨床心理学科の就職と資格

人と人、人と社会の関係と、そこで起こるさまざまな現象を学ぶ
対人・社会心理学科

対人・社会心理学科は、人と人、人と社会の関係と、そこで起こるさまざまな現象について教育・研究しています。人の社会性とは何か、対人関係にはどのような規則性があるのか、集団は人をどのように変えるのか、文化の違いはどこまで克服できるのか等々、その研究領域は多岐に渡ります。このような問題に関する知識だけでなく、社会調査の技法を学んだり、自らの社会的スキルを磨く授業がそろっているのもこの学科の特徴です。

対人・社会心理学科で学ぶ

卒業時には多くの学生が社会調査士の資格を取得、心理学の知識と対人スキルを生かし、幅広い分野で活躍できます。

対人・社会心理学科の就職と資格

大学として、学部として長い歴史の中で、さまざまな工夫を積み重ねてきました。

立正大学は2022年に開校150周年を迎えます。その長い歴史の中で、時代に適した知識と技術を身につけ、社会で活かすことを目標としてきました。 心理学部もまた、2002年に首都圏ではじめて「学部」として開設されて以来、20年の歴史があります。文学部や社会学部の中の「学科」ではなく、「学部」として、幅広く専門性の高い学びを提供してきました。20年の歴史の中で、カリキュラムや学習環境をはじめ、さまざまな工夫を積み重ねてきました。 立正大学心理学部には、心理学を幅広く、深く学び、将来に役立てていくための環境が整っています。

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