臨床心理学科の就職と資格
人を心理面で支援する臨床心理学の知識は、学校や医療機関、社会福祉施設などの心理職に限らず、幅広い場所で生かせます。一見当たり前のように思える「相手の立場で考える」といった、コミュニケーションに必要なスキルを学問体系と関連づけて学ぶ経験は、さまざまな人とかかわる実社会の中で大いに役立てられます。
医療機関や学校のカウンセラーとして働くための資格取得を目指して、多くの学生が進学しています。過去5年間で、約110名が臨床心理士指定大学院に進学しました。
臨床心理学の知識をもつことで、医療機関のスタッフや、児童福祉施設の職員などの職員への道が拓かれます。
臨床心理学の知識は、人材が輝ける職場づくりや、相手の立場に立ったサービスに大いに生かせます。
※ 2022年度実績
4年間のカリキュラムに組み込まれた免許・資格取得のためのプログラムのほか、学部やキャリアサポートセンターが主催する多彩な講座を随時開講。常に目標をもって学ぶことができます。
立正大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻は、(公財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定校となっており、修士課程を修了することで、臨床心理士の受験資格が得られます。
キャリアサポートセンターによる全学部を対象にしたサポートに加え、心理学部独自の進路ガイダンスも実施。そこでは、進路内定者による活動体験報告を聞くことができ、目指す進路に向けて着実なサポートが行われます。