対人・社会心理学科で身につく技術

人間関係や社会現象を幅広く学び、対人力と社会人力を養います。

自分や他者の行動について不思議に感じたり、その理由を知りたいと考えたことはないでしょうか。対人・社会心理学科は、人間関係や社会現象の背景にある「こころ」の法則を研究する全国初の学科です。各分野のエキスパートによる少人数教育によって、日常生活や社会生活で実際に活かせる心理学を学び、幅広い分野で応用できる人間力・対人力・社会人力・国際人力を養います。

例えば、こんな技術を学びます。

対人スキル

対人・社会心理学科では、実践的に「対人コミュニケーション能力」を磨く授業を用意しています。人と円滑に意思の疎通ができる能力は、新卒者を採用する多くの企業が特に重視しています。

社会調査

世の中の状況や消費者の心理などの情報を収集し分析する、調査スキルを学べる授業を用意しています。調査能力が必要な業種・職種で重視される「社会調査士」の資格取得にも対応しています。

おすすめの授業

プレゼンスキルトレーニング

人前で上手に話す方法や効果的なプレゼンテーションの方法を習得します。
タイトルの決め方やスライドの作り方など、必要なプロセスを一つひとつ学 び、最後の2回では、自分の作成した資料の内容を全員の前で発表します。

ステレオタイプの心理学

「大阪の人はせっかちだ」「女性は感情的だ」など、あるカテゴリーに含まれる人たちへの固定化されたイメージ(=ステレオタイプ)に注目し、関連する問題を社会心理学の観点から検討し、低減・解消の可能性を考えます。

ゼミでのひとコマ

「対人・社会心理学演習」

ステレオタイプや偏見に関わる心理と、様々な社会問題との結びつきを研究していく上瀬ゼミ。今日は、グループ研究の中間報告会です。

グループごとに、研究テーマに関連した社会現象や既存研究のまとめ、研究計画について報告します。この日の発表は、アイドルグループのファン心理についてライブ直後のSNS投稿内容を題材にして分析・考察しています。

この日は、ゼミの4年生も3年生にアドバイスをするために参加しています。

ひとつのグループ報告が終わると、他グループや先輩から、様々な意見や感想が出てきます。多くの人からのコメントを聞く中で、研究の進め方についてアイディアが得られます。

報告が終わると先生から、発表の仕方、研究計画や実施方法などについて注意点が述べられます。学期末後半の本報告会に向けて、グループごとに調査や実験の計画を再検討します。

「対人・社会心理学基礎演習」

大学で学びを深めるために必要なスキルを学習します。例えば、レポートの作成の仕方、論文の読み方、文献検索の方法、プレゼンテーションの仕方などです。新入時から、このクラスごとに活動する場面がたくさんあります。そのため、新しい環境での友だちづくりにも不安がありません。

ピックアップ