授業アンケート(報告書)-学部編・大学院編-

立正大学では自己点検・評価の一環として、大学では2000年度から「授業改善アンケート」を、大学院では2009年度から「大学院生の教育・研究環境に関するアンケート」を実施し、学生からの要望・意見等を教育・研究環境の改善に活用しています。

2022年度実施概要

授業改善アンケート

<実施期間>
第1期 2022年7月4日~7月16日
第2期 2022年12月5日~12月17日

<対象科目>
1期は1期科目、2期は2期科目および通年科目の全科目。
ただし、受講者数5人未満、ゼミ、卒論、学修の基礎、オムニバス科目、集中科目については、学部ごとにアンケート実施の可否を決定。

<実施方法>
実施期間の該当科目授業時間中に原則的に実施。スマートフォン等からWebシステム「C-Learning」(以下、「Webシステム」)より回答。

大学院生の教育・研究環境に関するアンケート

<実施期間>
2022年10月1日~10月31日

<対象者>
立正大学大学院の修士課程または博士後期課程に在籍している大学院生。ただし、休学等の学生は対象外。

<実施方法>
対象となる大学院生に対し、学内ポータルサイト等より回答を依頼。スマートフォン等からWebシステムより回答。
アンケートの集計結果は「授業アンケート」の報告書に、大学については学部編として、大学院については大学院編として掲載しています。

最新の授業アンケート(デジタルブック)

※デジタルブック画面よりPDFデータ出力が可能

Summary

前向きな授業改善アンケートの実施・活用をめざして

教員が授業改善アンケートを、前向き、かつ、積極的に、実施・活用していくためのきっかけづくりとして、今回は「『教員コメント』を入力している科目は入力していない科目と比べて満足度が高い傾向にあるのではないか」という仮説について分析を行いました。
単に授業改善アンケートの実施に留まらず、その結果を組織的に活用することや、学生を単なる回答者として以上に参画させることを目指して、今後も授業改善に寄与する取り組みについてさらなる検討を継続していきます。

授業改善アンケートと内部質保証

近年、高等教育において特に重視されている内部質保証は大学自らが、自主的・自律的に教育・研究の質を向上させることが求められ、大学レベル、学部レベルなど様々な階層・側面での取り組みがあります。このうち、個々の授業科目レベルにおいては、この授業改善アンケートを積極的に活用し、右図のような質保証のPDCAサイクルを有効に機能させていくことが重要となってきます。