応用心理学専攻 修士課程 履修および研究指導計画のプロセス(2024年度より学生募集停止)

1年次

4月上旬 ●入学式・大学院ガイダンス、研究科・専攻ガイダンス

大学院心理学研究科・応用心理学専攻ガイダンスでは、修士課程2年間全体にわたる指導態勢および履修方法等について教示し、院生自身の研究テーマに沿った指導教員の決定や1年次の履修方法について具体的な説明をする。その際に研究計画の立案や計画書の作成の指針について、また文献の検索や読解方法等を指導する。

●指導教員の決定および指導

ガイダンス時に選出をした指導教員を応用心理学専攻会議にて決定する。その指導教員が個別に研究領域の授業科目と、履修モデルについて指導する。

●履修登録・研究計画書提出

院生が立案した今年度の研究計画を指導教員が確認し、必要があれば助言、修正等を行う。

5月~7月 ●修士論文研究へ向けてのテーマの設定および絞込み

院生は指導教員の指導・助言のもと、修士論文研究のテーマについて検討し、絞込みを行う。また、資料収集およびその読み込みをはじめ、周到なる文献研究を行う。随時、演習指導時にその内容を発表する。

8月 ●研究指導計画書提出

院生は研究計画に沿って研究を遂行する。指導教員は研究計画書に基づき研究指導計画書を作成して、院生と相互に内容を確認する。

9月 ●研究指導計画書の確認

指導教員は提出された研究指導計画書を研究科委員会に報告する。

9月~翌年3月 ●研究の遂行および指導

院生は研究計画に沿って研究を遂行し、まず予備的研究を実施し、データをとる。指導教員は研究の進行を確認し、随時指導を行う。

11月 ●中間発表会

院生は、自身の研究の意義・目的・方法および予備的研究で取得・分析したデータを発表し、指導教員および参加院生とともに検討・議論を行う。

9月~翌年3月 ●修士論文研究テーマの決定・遂行および指導

院生からの研究成果報告を受けて、指導教員は修士論文の論題について指導、助言をする。院生は引き続き研究を実行し、修士論文論題を教員のアドヴァイスのもと決定する。指導教員は進捗状況を確認しながら指導を行う。

2月下旬 ●研究成果報告書・研究指導報告書提出

院生は今年度の研究成果報告書をまとめる。指導教員は提出された研究成果報告書にコメントを付して、研究指導報告書を作成し研究科委員会で報告をする。

2年次

4月上旬 ●研究科・専攻ガイダンス

大学院心理学研究科・応用心理学専攻ガイダンスでは、2年次おける修士論文研究の計画書の立案および作成について、また院生自身の研究テーマに沿った具体的な科目履修方法や修士論文研究に必要不可欠な文献検索やその読解方法等について指導をする。

●履修登録・研究計画書提出

院生が立案した今年度の研究計画を指導教員が確認し、必要があれば助言、修正等を行う。

5月下旬 ●研究指導計画書提出

院生は研究計画に沿って研究を遂行する。指導教員は研究計画書に基づき研究指導計画書を作成して、院生と相互に内容を確認する。確認の後に、心理学研究科に提出をし、同委員会に報告をする。

●修士論文論題届提出

院生からの研究成果報告を受けて、指導教員は修士論文の論題について指導、助言をする。院生は期日までに修士論文論題届を提出する。

6月下旬 ●主査・副査決定

応用心理学専攻会議にて修士論文の主査・副査を選出し、研究科委員会でこれを決定する。原則として指導教員が主査となり、研究テーマ・内容にもとづいて副査を選出する。

10月下旬 ●修士論文論題変更届提出

指導教員は、院生の研究成果および論文の執筆状況を確認して、必要に応じて論題の変更を認めることができる。

11月下旬 ●修士論文中間発表会

院生はこれまでの研究成果をまとめ本発表会においてその報告を行う。発表内容について指導教員は相談を受け、指導助言を行う。
本発表会では、発表後に院生および指導教員・参加教員による質疑応答がなされ、今後の論文作成に向けた指導・助言が行われる。

12月下旬~1月初旬 ●修士論文執筆指導

指導教員は、演習指導および個別指導において院生が執筆した修士論文の内容を精査して、必要に応じて修正等の指示を出し、論文指導に当たる。

1月初旬 ●修士論文・要旨提出

院生は、修士論文とその要旨を期日までに提出する。

1月下旬 ●修士論文口頭試問

主査・副査からなる指導教員が院生に対して最終試験として口頭試問を行う。

2月初旬 ●学位請求修士論文報告書の提出

主査・副査からなる指導教員は、提出された修士論文・口頭試問の内容および結果をもとに学位請求修士論文報告書を作成し、心理学研究科に提出をする。

2月下旬 ●研究成果報告書・研究指導報告書提出

院生は今年度の研究成果報告書をまとめる。指導教員は提出された研究成果報告書にコメントを付して研究指導報告書を作成し、研究科委員会で報告をする。

2月下旬(3月上旬) ●修士論文審査(研究科委員会)

指導教員は研究科委員会において修士論文と口頭試問の結果を報告し、審議依頼をして、合否について承認を得る。

3月上旬 ●修了(修士論文合格・単位修得)発表
3月中旬 ●大学院学位授与式

開講科目の具体的な履修方法等は、4月の専攻ガイダンスや履修相談で説明します。
また、授業スケジュールは別途学年暦で確認をしてください。