サハリン(樺太)出土資料
久保常晴(つねはる)氏(元本学名誉教授)寄贈のサハリン(樺太)出土資料は、久保氏が1930年代に樺太の地を調査した際に蒐集したものです。久保常晴氏は、昭和24~52年の28年間にわたって立正考古学を主導され、学位論文『日本私年号の研究』や著書『佛教考古學研究』にみるように、仏教考古学を中心とする研究において著名です。
展示されている樺太考古資料は、昭和7~10年頃(立正大学在学中~史学研究室副手となられたころ)にかけて、当時ご両親が在住されていた樺太島の留多加(るたか)(現在のAniva)周辺の遺跡を調査された際に収集された資料です。