立正大学は、「『モラリスト×エキスパート』を育む。」を学園メッセージとして掲げ、
学生が主体的、能動的に学ぶアクティブ・ラーニングを推進することで、
個性あふれる人間力を育む教育を重視しています。
9学部16学科で1万人が学ぶ総合大学として、
2022年には開校150周年を迎えました。
品川・熊谷2つのキャンパスで、皆さんをお待ちしています。
心に興味をもち、人の心の「なぜ？」「どうして？」を自分なりに分析してみたことは、誰にでもあると思います。
心を測定することから生まれた心理学は、目に見えない心の疑問に対して、実験や検証等をとおして科学的にアプローチし、理解しようとする”心を科学する”学問です。
心理学部では、人を理解し、支援するための姿勢と技術を学ぶ「臨床心理学科」、人と人や人と社会の関係性を科学的に学ぶ「対人・社会心理学科」の2つの学科を設置しています。それぞれが異なる領域の心の専門家であり、社会の第一線で活躍している教員たちから、さまざまな分野を深く多面的に学ぶことができるのは、本学部の大きな特徴です。
また、専門知識の修得とそれを活用するための実践型カリキュラムを充実させると同時に、国家資格の公認心理師の資格取得に向けても万全のカリキュラムを整えています。
心理学の学びはとても楽しく、獲得した知識とスキルを社会で生かす機会は数多くあります。ここでの学びが、自分と他者そして自分と社会との豊かな関係性を構築するための確かな力になることを願っています。
法学部では、法律や政治行政の知識を修得するだけでなく、それを社会においてどう応用するのか、”考える力”を養い、自ら活動できる人材の育成を教育目標としています。
いま社会で求められているのは、課題を発見し、大学で得た学びを基礎に、問題を適切に判断し、周囲を納得させながら自らの考えを表現できる人物です。
そのため法学部ではゼミナールに注力し、1年次に基礎ゼミナール、2年次からは専門ゼミナールを開講しています。少人数制なので、教員と会話する機会も増え、学生は自然に主体的な学びと思考力、コミュニケーション能力を鍛えることができます。さらに1年次から、卒業生による業界セミナーも実施しています。
大学生活の早い時期から先輩の話を聞くことで目標とすべき将来像を見つけ、モチベーションを高めて学修活動ができるようにしています。また、法学部独自で、資格取得や公務員試験合格等を支援する課外講座も開講しています。10年後、20年後に自分が社会でどう活躍したいか。
未来を見据えながら学ぶ環境が整っています。これらを積極的に活用して、人生を切り拓いてください。
いつもの通学路に郵便ポストはありますか？もしなかったら、地域の人は不便な思いをしているかもしれません。何か工夫できることはないでしょうか。このような身近な事象に問題意識をもつことが、学問にはとても重要です。特に人びとの生活と密接に関わる、現代社会の基盤である企業の行動や組織の運営について分析研究する「経営学」には欠かせない視点です。
経営学部では、学びをとおして「心豊かな産業人」として成長してほしいと強く願っています。それは技術や利益だけを求めるのではなく、社会との関わりのなかで自分を生かし貢献できる人材です。そこで特に身につけてほしいのが「共創力」。単に組織に迎合するのではなく、自分の考え方を培った上で、多様な場面で大勢の人と関わりながら新しいものを生み出す力です。
そのために体験してほしいのは、多岐にわたる理論と実践のカリキュラムです。経営学理論、実務経験豊富な教員の多様な少人数ゼミナール、経営者・実務者との交流、英語やアジアの言語・文化の教育、一人1台ノートパソコンを配布しての情報通信技術修得、基礎的ビジネス・スキルの養成。どれも実り多い学びとなるはずです。
「経済学」は社会科学と呼ばれる学問の一つです。教養的な学問ですが、過去の実情から蓄積したデータをもとに、現状について考察し、未来の動きを推測し、対応策を論理的に考える科学的手法で研究を進めます。景気動向、インフレ率、利子率、為替レート、株価や失業率等を分析し、経済全体の変動を説明することで、世界の状況をわかりやすく映し出す鏡となるのです。
また、経済学は、とても身近なものでもあります。買い物をすれば、そこに経済活動が発生し、家庭でも家計や住宅ローン等経済学の知識が必要な場面が数多くあります。経済学の知識は、豊かな人生設計のための支えにもなるのです。
知識は”生きるための有益な道具”です。経済学部では3つのコースを開設しています。専門知識の獲得はもちろん、”有益な道具を生かす技能”を修得できるよう、日経新聞とのコラボレーション授業、ビジネススキル養成講座といった独自の学びのメニューを用意しています。ぜひ私たちとともに最先端の知識と技能を身につけ、国際社会で活躍する人材となり、豊かで充実した人生を歩んでください。
「人間とはなにか」という根本的なテーマを多角的に追及する。社会がめまぐるしく変化し利便性がもてはやされても、目先のことにとらわれず人類の根源について深く思索する。これが文学部の学びです。
90余年の歴史ある文学部では、この根源的な学びのための新しい取り組みを始めています。2018年度から新入生を対象に「基礎ゼミナール」という教養科目を設けました。5つの学科・専攻コースの学生による混成クラスで、演習形式の授業で多様なテーマについてグループワークや討論をとおして学びます。それぞれの専門分野の考え方や視点を互いに吸収し合うことで、社会や自己を知る考察力、論理的思考力、的確な言葉での表現力を養うきっかけとなります。また、会話も含めた基礎的スキルを身につける英語やさまざまな資格取得のためのカリキュラムも充実しています。
哲学、史学、社会学、文学をとおして興味ある好きなことについて、とことんこだわり学ぶ4年間。この時間が社会に出てからの人生の選択肢を増やし、豊かな人間力、力強く生きる力を培うのです。
昨今の世の中は、生活の利便性や快適さを追求するあまりに、さまざまな歪みが生じ、発想の転換が必要になっています。そういう時代だからこそ、古来より日本に根づく仏教を学ぶことに意義があります。仏教の根本思想に「縁起」という教えがあります。この世はさまざまなものの関わり合いから成り立っているので、我々はあらゆるものや人のおかげで成り立っているといい、自己も他者も互いに認め合う大切さが説かれます。このような奥深い仏教の智慧を学問として探求することは、社会を生き抜く"人間力"の向上に結びつきます。
仏教学部は、さまざまな実習授業をとおして、"体験的な学び"を行っています。「仏教文化研修」では、国内や世界の宗教遺産を巡り、教科書で学んだ知識に実体験を積み重ねながら、さらなる学びの原動力へとつなげています。また、仏画や仏像制作など、仏教文化に触れることで感性が磨かれます。仏教や宗教という分野は自発的に学ぶことで、新たな気づきが得られる学問です。教員陣もきめ細かに指導しますので、仏教の考え方と、しっかりとした教養を身につけて、社会に出るための基盤を作り、未来の可能性を切り拓いてください。
JR 熊谷駅、東武東上線 森林公園駅から無料バスが運行しています。
現代社会はインターネットをはじめ、画像や音声等のデジタル情報が溢れています。企業や社会はそのデータを分析・解析し、ビジネスに活用できる知見やノウハウをもつ「データサイエンティスト」を求めています。データサイエンス学部では、まずデータサイエンティストの土台となる数学、AI、プログラミング、情報科学を専門基礎として学び、データ収集・分析の手法を修得します。その専門スキルを社会に生かすために社会、ビジネス、観光、スポーツ等さまざまな分野についても学修し、データサイエンスの活用方法について理解を深めます。さらに企業と連携して、インターンシップで実際の現場に出る機会を設け、実体験から応用力と発想力を育成。データサイエンスに付加価値を付け、新たな価値を創造する実践力を身につけます。
また、データサイエンティストにはプログラムを書ける力も必要です。数学に苦手意識がある学生でも、習熟度別クラス等で無理なく学修できる体制も整えているので、誰でもチャレンジできるのが特長です。研究実績の豊富な教員陣がそろっている学びやすい環境で、社会の即戦力となるデータサイエンスを修得し、キャリアにつなげてほしいと考えています。
地球環境科学部では、自然と人間、環境と社会という結びつきを考慮しながら、お互いが共存できる社会の実現のためにさまざまな問題と向き合っています。そのため、本学部は文理融合を取り入れ、自然科学的側面から見る環境システム学科と、社会科学・人文科学的な側面から見る地理学科を設置し、両学科とも体験的に知識や技術が修得できる実験・実習科目を充実させ、なかでもフィールドワークを重視しています。
現在はインターネットをとおして、さまざまな情報収集ができますが、現地で五感を働かせて情報を得ることは大切です。リアルな状況を目の当たりにすることで、本質的な課題を見つける観察眼・洞察力をはじめ、的確に問題を判断し解決する力を養うことができます。また、フィールドワークは国内だけでなく、海外でも実施し、日本にはない自然環境や文化に触れることで、多角的な視点を育みます。さらに、教員免許状をはじめ、気象予報士や総合旅行業務取扱管理者等の資格取得をめざす講座も開講していますので、積極的に活用してキャリア形成に役立ててほしいです。
「社会福祉学」はとりわけ「人」とのつながりを重視する学びです。人と人との結びつきに必要なのは「他者の幸せに心を寄せる気持ち」と「他者の考えを理解するための知識と技量」です。社会福祉学部には、みなさんが福祉または教育の専門家をめざすための充実した人的・物的環境が整えられています。
「社会福祉学科」と「子ども教育福祉学科」では、研究と実践の第一線で活躍する教員の指導のもとで、豊富な知識と多彩な実践体験を積み重ねることができます。熊谷キャンパス内のボランティアセンター、子育て支援センター「ベアリス」、さらには近隣の幼稚園、特別養護老人施設等、大学と連携した施設や教育機関でのフィールドワークをとおして、地域に貢献する実践力も培うことができます。さまざまなフィールドに福祉と教育がどのように関わっているのかを探求しましょう。その問答の一つひとつが、自分の将来への道筋を支えてくれるはずです。
社会と人びとに向き合い、ともに生きる力を育み、好奇心と探求心をもって大学生活を楽しんでください。学生のみなさんがこの学部で学ぶべきことを見つけてくれることが、私たち教員のなによりの喜びです。
自分の将来のライフキャリアを考えながら自らキャリデザインを設計する力を身につける科目を開設しています。
自分らしい就職活動をするための力を身につける
主なプログラム：ガイダンス、ワーク、面接対策、学内合同企業・団体説明会、筆記試験対策
就職活動に向け、目的に合わせた多彩なプログラムを行っています。「今すべきこと・準備」を着実に進めることができます。また、社会で活躍をされている採用担当者や公務員の方々にもご協力をいただき、求められる人物像等も学ぶことができます。
社会で求められるスキルを身につける
主なプログラム：資格対策講座・公務員採用試験対策講座
大学生としての基礎学力・専門知識に加え、社会で必要とされるスキルを身につけることができる各種資格対策講座を開講しています。学外で受講するよりも低額な費用で受講することができます。また、公務員受験に向けた採用試験対策講座も開講しています。
専門のキャリアカウンセラーが常駐しており、進路・就職に関することを、対面でもオンラインでも相談することができます。
月曜～金曜の10時～16時に自由に見学いただけます。
事前予約は必要ありません。
4月1日(月)です。実施時間やご家族の列席等、詳細は入学者向けポータルサイトでお知らせいたします。
電車の通学定期券購入には学生証が必要です。バスの通学定期券利用者は、入学後、学生生活課で通学証明書の発行を受けてください。
品川キャンパスは車両（乗用車・オートバイ・自転車）による通学は全面禁止です。熊谷キャンパスに車両通学を希望する場合、学生生活課に申請書を提出いただきます。
毎年秋にはキャンパスごとに学園祭が開催されます。教室企画で、各課外・サークル団体の紹介や日頃の成果の発表が行われます。
夏期・春期休暇期間中の2～6週間参加できる短期海外研修や国内留学のほか、約5か月～1年間、海外協定大学で学ぶ中・長期留学があります。
詳細は国際交流センター発行のガイドブックをご覧ください。
明確な障がいの有無に限らず、修学支援を必要とする学生の窓口として、「障害学生支援室」を設置しています。詳細はHPをご覧ください。
体育会や文化団体、学術研究団体、スポーツ活動団体など、たくさんのクラブ・サークルが活動しています。下記サイトで一部団体を紹介しているので、是非ご覧ください。
https://www.ris.ac.jp/campus_life/clubguide/
〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16
JR大崎駅と五反田駅から徒歩5分の品川キャンパス。特に大崎駅は山手線のほかに、湘南新宿ライン、埼京線、りんかい線も乗り入れるターミナル駅。神奈川・埼玉・千葉の隣接県とダイレクトにつながっており、通学はもちろん、街歩きも就職活動も、アクセス抜群のキャンパスです。
〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700
JR熊谷駅と東武東上線森林公園駅から、それぞれバスで10分と12分の熊谷キャンパス。熊谷駅は都心や横浜とは湘南新宿ラインでダイレクトに結ばれ、いっそう便利になっています。池袋駅からは東武東上線で森林公園駅まで56分です。
