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立正大学学園 第1次 中期計画
2017年12月策定
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解説

名は体を表す。「立正」という旗

本学の校名「立正」には意味があります。本学の学生・卒業生・教職員は、立正(安国)の理念を旗印として掲げ、そのために学び、社会的に実践し、役立てるのです。日蓮聖人や石橋湛山先生は、まさにこれを体現した真の立正人でした。本学の教育目標「モラリスト×エキスパート」な人材の養成も、この文脈で理解されるべきです。

社会貢献ファースト

「社会貢献」は、平成17年中央教育審議会答申以降、「教育」「研究」に次いで大学の“第三の使命”とされています。しかし本学にとって「社会貢献」は存在理由そのものなので、第三ではなく、最初に位置づけられるべきです。本計画で第一の柱として「社会貢献」を最初にもってきているのも、そのためです。

個々のアクションプランの策定-運営の道しるべ

本学が「社会貢献大学・学園」であるならば、それは「研究」「教育」「経営・運営基盤」においても有形無形に内在すべきものです。したがって、これら個々のアクションプランを策定・運用するにあたっては、この点を踏まえた特色あるものになることが期待されます。

用語集

active authors(y5) 過去5年間に論文著者となっている研究者数のこと。
SD Staff Developmentの略。2017年度から大学設置基準において「大学は、当該大学の教育研究活動等の適切かつ効果的な運営を図るため、その職員に必要な知識及び技能を習得させ、並びにその能力及び資質を向上させるための研修の機会を設けること、その他必要な取組を行うものとすること」と定められた。「職員」には事務職員のほか、教員、大学執行部等も含まれる。
PBL Problem Based LearningまたはProject Based Learningの略。自立学習の育成をめざす、課題解決型の学習形式。学習者が指導者のサポートの下、自ら発見した問題について、解決の見通しをつけて実行し、結論を得る作業を自律的に遂行する過程で、特定の分野において必要とされる知識や情報等を一定の関連性の中で理解することができる。
アクティブ・ラーニング 教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
科学研究費(科研費) 政府が日本学術振興会を通じて行う科学研究費助成事業のこと。
人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対して助成が行われている。
学修の基礎 立正大学の全学共通初年次導入科目のこと。「大学教育への誘い」をテーマとした「学修の基礎Ⅰ」では、大学名ともなっている立正精神に触れるとともに、大学での学びの仕組みや特徴、自立的な学生生活を送るための基礎知識を扱う。また「学部学科専門教育への誘い」をテーマとした「学修の基礎Ⅱ」では、各学部学科において独自の導入教育も行っている。
高大接続 高校で学ぶこと、入試で求められること、大学に入ってから学ぶこと、そして、社会に出てから必要なことがそれぞれ異なっていた従来の構造から脱却し、予測不可能な社会にあっても活躍しうる人材育成を目指す、高等学校教育改革、大学入学者選抜改革、大学教育改革の三位一体による取り組みのこと。
サービス・ラーニング 教育活動の一環として、一定の期間、地域のニーズ等を踏まえた社会奉仕活動を体験することによって、それまで知識として学んできたことを実際のサービス体験に活かし、また実際のサービス体験から自分の学問的取組や進路について新たな視野を得る教育プログラム。
総合型地域スポーツクラブ 「総合型」とは、種目の多様性、世代や年齢の多様性、技術レベルの多様性を包含していることを指し、総合型地域スポーツクラブは、こうした多様性を持ち、日常的に活動の拠点となる施設を中心に、会員である地域住民個々人のニーズに応じた活動が質の高い指導者のもとに行えるスポーツクラブのこと。
私立大学等改革総合支援事業 高等教育全体の質の向上、特色化の改革支援のため、私立大学等に定められた各タイプに対応した改革に全学的・組織的に取り組む大学等を重点的に支援する制度。タイプ1「教育の質的転換」、タイプ2「地域発展」、タイプ3「産業界・他大学との連携」、タイプ4「グローバル化」、タイプ5「プラットフォーム形成」の5つがある。(平成29年度)

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