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杉原ゼミナールの地域連携活動について

更新日時:2023.09.05

立正大学経営学部の杉原周樹ゼミナールでは、研究推進・地域連携センターのコーディネートのもと、埼玉県西部に位置する毛呂山(もろやま)町との連携に取り組んでいます。連携の具体的な内容は、杉原ゼミでふるさと納税の寄付率アップにつながる方策を考え、提案することです。

<毛呂山町とは>

連携先の埼玉県毛呂山町は、埼玉医科大学と同病院があることで、埼玉県で医療施設が充実している街、第1位に選ばれています(「SUUMO新築マンション埼玉県版」2023年5月23日発行)。さらに、令和元年5月に国土交通省先行モデルプロジェクトに採択され、「自動運転技術の社会実装」「デジタルガバメントの実現」「先端産業の育成と実装」「エネルギー政策の充実を起点としたまちづくり」の4つの視点を中心に事業を推進している先進的な町でもあります。

 先進的な町である一方、町を通るJR八高線の毛呂駅には座布団敷きのベンチがあり、ディーゼル列車が走り、柚子やイチゴなどの果物や農作物が豊かであるなど、田園都市的な面も持ち合わせています。 

なお、町のさらなる魅力として、スイーツ、ラーメン、うどん、豚丼、焼きそば、洋食、カレーなどの人気店もあり、駅から比較的近くでキャンプやパラグライダーが楽しめます。

<現時点のゼミナールの活動> 

ふるさと納税の寄付率アップにつながる方策を考えるにあたり、杉原ゼミでは、 他の自治体の競合品掲載サイトとの比較を通して、人気ふるさと納税サイトにおける返礼品紹介ページを再検討しました。特にサイトの構成、写真の撮り方やキャッチコピーなどに注目します。これについては、製品・建築・ロゴのデザイン、ブランド構築などに使われるAesthetics(エステティックス:美学の意)、または、感性マネジメントを参考にしました。そして、役場スタッフにご同行願い、返礼品提供元の企業様について現地調査を行って、より効率的なPR方法を模索します。 

町の返礼品を魅力的に紹介するページの提案を考えていた杉原ゼミの学生たち。でも、そもそもふるさと納税サイトで「毛呂山町」に辿りついてもらうための戦術も立てておく必要があるのでは? 

このような問題提起のもと、杉原ゼミでは毛呂山町をもっと知ってもらうために、シティ・プロモーション・ビデオを作成し、TikTokなど動画投稿サイトに投稿する構想を考案中です。そのほか、体験型返礼品のパラグライダーに挑戦、その様子を臨場感あふれる動画に仕上げ、情報宣伝に使う企画も考えています。 

さて、どんな動画やサイトが出来上がるのか。楽しみにしていてください!