第3回文学研究科学術交流会開催のお知らせ

2021/10/29

第3回文学研究科学術交流会開催のお知らせ

この度、11月10日(水)に品川キャンパス150周年記念館ロータスホールにて、文学研究科主催の学術交流会を2年ぶりに開催致します。

 学術交流会とは、文学研究科の全6専攻(仏教学・英米文学・社会学・史学・国文学・哲学)の院生を中心に、共通テーマに沿った発表と議論を通じて、院生や学部生、学科、専攻を問わず広く交流を行う学際イベントです。2018年に第1回が開催された本交流会は、昨年の中止を挟んで今回が3回目の開催となります。今年のテーマは「健康」です。新型コロナウイルスの脅威に晒されて早くも一年半が経過し、今日まで世界中の人がこの危機に立ち向かってきました。しかし、そもそもこの一年半が「異常事態」や「禍(わざわい)」とされてきたのは何故でしょう?それはただ疫病が恐ろしいというだけでなく、ウイルスが私たち人間が元々掲げている基準や理想に抵触するから、と考えることはできないでしょうか。そこで、今年の学術交流会は、このコロナ禍で生じた心身の「健康」に関する事柄を人間の姿勢や意識を映し出すものとして捉え、私たち人間がどのような存在であるかを各専攻の視点から考えていきます。
 大学院に関心がある人はもちろん、テーマに興味がある人や色々な分野の発表を聞いたり議論してみたい人など、どんな関心をお持ちの方でも歓迎致します。
学部生の皆さまも院生の皆さまもぜひお越しください!

テーマ 「健康」
日 時 2021年11月10日(水) 15時開始
会 場 ロータスホール(品川キャンパス13号館地下)
    ※オンラインによる視聴も準備中
参加料 無料
申込み 不要

発 表
・哲学専攻「そもそも『健康である』とはなにか」
・仏教学専攻「本来の健康の在り方と健康を妨げる苦しみについて」
・史学専攻「歴史上にみる『健康』と社会」
・英米文学専攻「トマス・ピンチョン『ブリーディング・エッジ』における家族とケア」
・国文学専攻「『ステイホーム』と古典受容」
・社会学専攻「マスクから見る社会」

※発表終了後に発表者間およびフロアの参加者と質疑応答の時間を設けます。



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