臨床哲学講演会の開催について 1月9日(木)

2019/12/27

臨床哲学講演会

【概要】
立正大学文学部は平成20年から毎年舩後靖彦氏(現参議院議員)をお招きし、本学の学生だけでなく一般市民対象に講演会を行っていますが、昨年からは、日本ALS協会理事岡部宏生氏もお招きし、生命倫理を専門書だけでなく、臨床現場の当事者から聞いて対話する、臨床哲学講演会を実施しています。岡部氏は、難病ALS*により現在全身麻痺であるにもかかわらず、現在ヘルパーの介護による一人暮らしをして活発に活動するなか、NPO法人境を超えてを今年設立して、全国で活動しています。今回の講演は、全身麻痺の重度障害を理由に、尊厳死を考える人たちに向けて、ALS患者の立場から問題提起をする講演を行います。尚、立正大学文学部哲学科では、来年度から「臨床哲学」という科目を新設して、臨床哲学講演会を引き続き実施する予定です。
 
*ALS: Amyotrophic Lateral Sclerosis(筋萎縮性側索硬化症)、通称ALS。筋肉が急激に萎縮する神経系の疾患。有効な治療法は見つかっていない。アイスバケツチャレンジやテレビドラマ「僕がいた時間」などで話題になっている難病。

講演概要
【講演者】 NPO法人「境を越えて」理事長  ALS協会理事 岡部宏生
【題目】  尊厳を考える。 ~尊厳死法が制定されたとしたら? ALS患者を例にして考える~
【日時】 1月9日(木)12:50 ~ 14:20 受付は12:40から
【場所】 立正大学品川キャンパス 11 号館 1151 教室
【主催】 立正大学文学部哲学科
【参加費】 無料
【事前申し込み】要 (※下記の申込フォームから手続きしてください)
【問い合わせ】 itpsl〔at〕ris.ac.jp  担当教員 文学部哲学科教授 田坂さつき

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※駐車場はありません。車椅子等の方は上記までご相談ください。

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