【国文学専攻】2022年度 和歌文学会大会 シンポジウムのご案内

2022/09/09

和歌文学会では、2022年度大会シンポジウムを、以下の日程で開催します。

10月8日(土) 14:20~ 於石橋湛山講堂
シンポジウム 「うた/絵/物語」

 今回のシンポジウムでは、深く影響しあいながら生成し、展開する「うた」と「絵」と「物語」について、3人の気鋭の研究者が問題提議をおこないます。
 そのお一人として、立正大学大学院でご指導されている小嶋菜温子氏が登壇されます。小嶋氏は、長年、物語研究を牽引されてきましたが、近年は、世界的に注目を集めている、江戸時代前期に制作された「幻の源氏物語絵巻」についてのご研究で広く知られています。今回のシンポでは、注釈書や「絵入源氏」との関係を視野に入れながら、ご研究のエッセンスをお話しくださいます。
 小嶋氏以外には、和歌研究者である田渕句美子氏、美術史研究者の井並林太郎氏が登壇され、シンポジウム後半では、ディスカッサントに渡部泰明氏をお迎えして、視聴者のみなさまの質問にもお答えしながら、うたと絵と物語のスリリングな関係について考察を深めます。
 参加には、申し込みが必要とポスターにはありますが、立正大学の教員・学生のみなさまは、直接会場においでくださいましたら、そのままお入りいただけます。
 オンラインでご視聴をご希望の場合は、以下のフォームから申し込みをお願いします。開催1週間前に、参加のためのURLをご案内いたします。
 みなさまのご参加をお待ちしています!

国文学専攻 渡邉裕美子

●10月8日(土) (開場13:00 オンライン開場 13:30)
シンポジウム 「うた/絵/物語」
 発表 (14:20〜15:30)
 1 和歌のアンソロジー  —「男歌」「女歌」、そして歌仙絵の観点から— 早稲田大学 田渕 句美子
 2 歌仙絵と似絵の創成  —うた/絵/物語が交差する場としての歌林苑 京都国立博物館 井並 林太郎
 3 幻の「源氏物語絵巻」にみる注釈的絵画  —絵と物語そして歌のあわい 立正大学 小嶋 菜温子
討議 (15:50〜16:30) ディスカッサント 国文学研究資料館 渡部 泰明

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