米澤晋之助著「慶林坊日隆教学の研究」（山喜房）

序　章
　第一節　問題の所在
　第二節　研究史概観
　第三節　本書の構成

第一章　日隆の生涯と門流意識及び教学研鑽の方法
　第一節　日隆の生涯
　第二節　日隆の門流意識
　第三節　日隆の教学研鑽の方法

第二章　『法華宗本門弘教抄』術作と『三百帖』との連関性
　第一節　術作次第をめぐる問題
　第二節　『法華宗本門弘教抄』と『三百帖』との連関性
　
第三章　日隆の教学思想概観
　第一節　本門八品正意論
　第二節　付嘱論
　第三節　機根論
　第四節　三益論
　第五節　時間論
　
第四章　一仏二名論の展開
　第一節　日隆著述にみる「一仏二名」の表記
　第二節　日隆以前の日蓮門下にみる「一仏二名」の表記
　第三節　日隆以降の日蓮門下にみる「一仏二名」の表記
　第四節　天台宗諸師の著述にみる「一仏二名」の表記
　第五節　諸宗派諸師の著述にみる「一仏二名」の表記
　
第５章　日隆にみる日本天台教学批判とその影響
　第一節　慈覚大師円仁の著述引用
　第二節　智証大師円珍の著述引用
　第三節　五大院安然の著述引用

終　章