序 論
第一節 『八千頌般若』を中心とした般若経研究概観
第二節 研究課題の所在
第三節 梵蔵漢『八千頌般若』諸本の暫定的分類
第四節 結論
第五節 付表『八千頌般若』諸本 第一章対照表
本 論 『八千頌般若』諸本とその展開
第一篇 『八千頌般若』諸本再考
第一章 『四千頌般若』の伝承
第二章 現存する二種の『八千頌般若』
第三章 梵文『八千頌般若』の異本
第二篇 チベットにおける『八千頌般若』の改訳とその背景
第一章 蔵訳『八千頌般若』諸本間における訳語の相違
第二章 チベットに伝えられる三種の『八千頌般若』
第三章 プダク写本カンギュル所収『八千頌般若』の特徴
第三篇 註釈者たちが依拠した『八千頌般若』
第一章 『八千頌般若』における不退去転菩薩
第2節 『八千頌般若』における三智の行相
第3節 『八千頌般若』における大乗
結論 『八千頌般若』の形成過程と残された課題
※本書は、「立正大学大学院文学研究科博士論文出版助成」を受けて刊行されました。