立正大学データサイエンス学部

Faculty of DATA SCIENCE

CURRICLUM

カリキュラム(※2026年度入学者対象)

学部のカリキュラムの特徴:
概要

1年次には教養的科目および専門基礎科目群の必修科目を中心に学び、データサイエンスの基礎を固めます。高校と大学の橋渡しとして各分野の入門科目を配置し、大学での学びを円滑に始められるようにサポートします。
2年次以降は、AI・機械学習・プログラミングの応用を扱う『データサイエンス基礎・発展科目』と、「ビジネス」「観光」「地理情報システム」「気象」「スポーツ」などの諸分野におけるデータサイエンスの利活用を学ぶ『価値創造基礎・発展科目』に分かれ、一部の必修科目を除いて,自分の興味や将来の進路に応じて科目を選択・履修します。最終的にはゼミナールでの卒業研究・卒業論文に取り組み、学修の集大成として成果をまとめます。
また、指定された科目の履修により、高等学校「情報」や中高「数学」(申請中)の教員免許、ドローンの国家資格である二等無人航空機操縦士、社会調査士、GIS学術士などの多様な資格取得を目指すこともできます。このように、文系・理系どちらの学生にも開かれたカリキュラムは本学部の大きな特徴となっており、文部科学省の「数理‧データサイエンス‧AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)にも認定されています。

データサイエンス基礎 データサイエンスの礎となる、数学、プログラミング、情報科学の基礎について学ぶ。価値創造基礎 データサイエンスが実践的に利活用されている分野(ビジネス・観光・社会・スポーツ)の基礎について学ぶ。データサイエンス発展 データサイエンス基礎で学んだことを発展させて、高度なデータサイエンスの内容について学ぶ。 データサイエンス実践 2つの専門基礎で学んだことを礎に、データサイエンスの実践的な利活用方法について学ぶ。 卒業研究 卒業論文 所属するゼミナールの教員より直接指導を受けながら、自らが選択したテーマについて個人あるいはグループで研究し、研究の方法論や研究成果のまとめ方、プレゼンテーションの方法などを学ぶ。教養 すべての学びの土台となるような教養(一般教養、外国語、スポーツと保健等)について学ぶ。 ゼミナール 具体的な研究テーマについて、少人数クラスでの研究や発表を通じて専門的な知識や技能を学ぶ。

学部のカリキュラムの特徴:
各年次

1年次

データサイエンスの基盤となる基礎知識を修得

『教養的科目』では、深い教養や総合的な判断力、豊かな人間性を育むことを目的とし、スタディスキルや英語などを学ぶ必修科目に加え、経済、法律、心理学、スポーツなどの幅広い選択科目を配置しています。『専門基礎科目群』では、データサイエンスの基礎となる数学、統計学、プログラミング、情報リテラシーのほか、「ビジネス」「観光」「自然科学・GIS」「スポーツ」の入門科目を選択必修科目として配置し、2年次以降の学びに必要となる基礎知識を修得します。

2年次

高度な専門性と社会の価値創造に貢献するための知識・技能を修得

『データサイエンス基礎科目』では、データサイエンスの基盤となる数学、統計学、データ分析、プログラミングの基礎を学びます。『価値創造基礎科目』では、データサイエンスの応用分野である「経済」「経営」「観光」「地理情報システム」「気象」「スポーツ」などの分野から履修する科目を選択します。データサイエンス基礎科目と価値創造基礎科目が有機的に結びつくことによって、データサイエンスの高度な専門性と社会課題への応用力を養います。

3年次

データサイエンスの専門性を深める

『データサイエンス発展科目』、『価値創造発展科目』に加え、演習科目の『ゼミナールI・II』を履修することで、2年次までに修得したデータサイエンスの基礎知識をより深い専門的な学びへと発展させます。データサイエンス発展科目では、データサイエンス基礎科目で修得した数理的な基盤をもとに、多変量解析、機械学習、数理モデリングなどの高度なスキルを学びます。価値創造発展科目では、各応用分野における具体的なデータの利活用について学び、データサイエンスが社会で果たす役割を理解します。ゼミナールI・IIでは、各分野の専任教員の下で、卒業研究・卒業論文に向けた深い専門性を身につけます。

4年次

データサイエンスの成果を社会に還元できる力を養う

3年次までに身につけたデータサイエンスの知識・技能を社会課題の解決や学術研究につなげるため、『ゼミナールIII・IV』および『卒業研究・卒業論文』に取り組みます。これらの科目では、演習形式の授業で自らの専門性を高めつつ、プレゼンテーションや論文執筆のスキルも修得します。最終的には4年間の学びの集大成として卒業論文を執筆します。この研究成果によって、深い教養とデータサイエンスの専門知識・技能が修得できているか、それらを現代社会・経済に役立てるための思考・判断・意欲・態度・表現・知識・技能が身についているかを評価します。

学部の学びの特長・特色

データサイエンス学部のカリキュラムは、データサイエンスの数理的基盤を学ぶ『データサイエンス基礎・発展科目』、様々な分野におけるデータサイエンスの利活用を学ぶ『価値創造基礎・発展科目』に大きく分けられます。これにより、文系・理系を問わず、自らの興味関心に応じた専門性を身につけることができ、現代社会のあらゆる場面で新たな価値を生み出すデータサイエンティストを育成します。
本学部のカリキュラムは各種資格の取得にも直接結びつきます。具体的に、高等学校「情報」および中高「数学」(申請中)の教員免許、ドローンの国家資格である二等無人航空機操縦士、社会調査士、GIS学術士などの資格は、学部開講科目の中から指定された科目を受講し、所定の審査を受けることで取得可能です。
さらに、こうしたデータサイエンスの学びを加速するため、本学部では広大な熊谷キャンパスに様々な設備を整えています。代表的な設備として、統計やGISなどの各種ソフトウェアがインストールされたコンピュータ教室や共同研究室、公的データにアクセスできるオンサイト施設、スポーツデータを取得するための測定機器や施設、高性能な産業用ドローンの飛行が可能な屋内外の施設などが挙げられます。最先端の設備やデータを活用することで、データサイエンスの基礎から応用までを実践的に学ぶことができ、実務(将来)へとつなげることができます。

具体的取り組み

ルーム制度によるきめ細やかな指導

1・2年次には、教員による少人数の「ルーム制度」を設け、学生一人ひとりが大学生活を有意義に過ごすことができるように修学面や生活面でのフォローを行っています。この制度を設けることにより、研究室(ゼミナール)に配属する前の学生にもきめ細やかな指導を行うことができます。

学生全員へのノートパソコン貸与

入学時に学生全員にノートパソコンを貸与します。ノートパソコンを活用することで時間や場所に制限されない柔軟な学習を行うことが可能になります。また、通常教室でも、ノートパソコンを活用した双方向授業(学生による様々な発言を採り入れながら進行する授業)や実習を実施し、授業内容の理解向上を図っています。

充実した設備を利用したデータ収集の実習

広大な熊谷キャンパスには、各種スポーツ施設(陸上競技場、サッカー場、野球場、ラグビー場、トレーニングルーム)や高性能な産業用ドローンの飛行が可能な屋内外の施設を完備しています。また、データサイエンス学部では様々なデータを取得するための測定機器やデバイスを取り揃え、こうした設備をフル活用した実習授業を数多く展開しています(スポーツアナリティクスⅠ・Ⅱ、ドローン実習など)。

強化クラブ・外部企業・地域との連携

立正大学では、野球、サッカー、男女ラグビー、駅伝を強化クラブに指定し、熊谷キャンパスを拠点にハイレベルな競技活動を展開しています。本学部では、各強化クラブと連携し、練習・試合におけるデータ取得やトレーニング支援、スポーツアナリストの育成、ゼミナールでのデータ分析などに積極的に取り組んでいます。また、外部企業と連携したインターンシップや熊谷市との地域連携活動も推進しています。

応用例動画

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