みんなのゼミ自慢（第０４回：心理学部　吉田加代子ゼミ）

助け合いながらやりたいことを

　私たち吉田ゼミでは、臨床心理学の中でも青年期の心理学について研究をしています。
　吉田ゼミでは、全員が青年心理学において興味のあるテーマを持ち、そのテーマについて各自で調べながら卒業論文作成を進めています。基本的な日々の活動は、各自で調べ物をする、もしくは先生と相談することで進めています。3年生の前期に自分がどんな分野に興味があるのかを考え始め、後期に卒業論文の内容を決定し始めます。そして、4年生で論文の作成を開始します。先生とは常に進行状況を共有し、論文作成を進める間に生まれる疑問や不安は、先生と共有し力を借りることでスムーズに作成が進んでいます。先生は質問をすると必ず、親身になって的確なアドバイスをくださいます。また、ゼミ内で行われる発表では、ゼミ生がお互いに質問や評価をし合うことで協力して論文作成を行っています。その他にも、似た論文テーマごとにグループを作り、グループ内で相談をすることもあります。このように、自分の研究したいことを選び、先生やゼミ生と協力し合いながら調査できることが、吉田ゼミの長所だと私は考えます。

　また、吉田ゼミでは1学期に2回ほど、全員でレクリエーションを行っています。昨年は対面授業の際に、ゼミ生自ら会話を避けてソーシャルディスタンスを保てる企画を立て、チームに分かれて行うゲームや、クリスマス会を行いました。今年はオンラインでできるゲームもしました。ゼミ生のみんなはイベントが大好きで、イベントの時は笑いが絶えず、とても楽しく遊んでいます。調べ学習の回では教室Zoom内はとても静かですが、レクリエーションの回は静かな瞬間が無い、こんなメリハリがあるところも吉田ゼミの良いところです。息抜きとなるレクリエーションがあることで日々の勉強がはかどり、先生を含めみんな仲が良く、とても雰囲気の良いゼミです。

記事：菅谷　有花
（心理学部臨床心理学科4年　吉田ゼミ所属）