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TOPIC(第01回:キャリア奨学生が立正大学のあれこれを取材①)

2021/09/21

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国際交流サークル『RIEA』
部長の橋ヶ谷あおいさんをインタビュー

RIEAは、立正大学唯一の国際交流系のサークルです。RIEAの部長として、どのような活動を行っているのか、どのようなことを得られたのか、英会話やRIEAの魅力は何かについて、心理学部3年生の橋ヶ谷あおいさんにお話を伺いました。

 

 

 

RIEAに入部した理由は何ですか?」 

 RIEAに入部した理由は、英語での交流に以前から興味があって、大学でも日常的に留学生や外国人と交流する機会を作りたいと思ったからです。RIEAでは英語を使った交流や、様々な文化圏の人と交流ができるサークルなので、大学に入学する前から入部を決めていました。

 

RIEAの活動についてお聞かせください」 

 RIEAでの活動で特に印象に残っていることは、留学生との交流です。一年生の冬、オーストラリアから3人の留学生が日本にやって来たのですが、彼らと一緒に放課後遊びに行ったり、日本語訳をしながら授業のサポートをしたりなどの活動を行いました。 

 日本の文化について教えるとき、新奇性があり興味が持てる遊びは何か考えて活動しました。日本でしか学べないことをいかに面白く知ってもらうかを考えることは大変でしたが、海外研修に行った時に知れて楽しかったことや、もっと知りたかったことを思い出し、日本ではそれがどれに当たるのか想像して交流しました。
 

 また、留学生との交流では、日本にはない常識や考え方に驚くこともありました。例えば、日本人は言わないことを良しとする文化や察する文化がありますが、海外の人にとってはなぜ言いたいことがあるのに言わないのか理解しがたいらしく、逆に自分の考えを言わないことが失礼にあたる場合もあるようです。このように、留学生との交流で、国によって良しとするものが全然違うので、自分の今までの常識が覆されて戸惑うこともありますが、「こういう考え方もあるんだな」と新しい発見にも繋がります。

 交流は大変なこともありますが、留学生が日本を楽しんでくれているところを見て私も楽しめましたし、日本文化を教えているつもりが逆に私が学ばせてもらっていたこともありました。 

 現在は対面での留学生との交流の代わりにZoomのオンラインチャットで留学生との交流を行っています。現在RIEAではネイティブの先生と英語を使ってオンラインで楽しめるゲームをする英会話ランチという活動を行っていますが、定期的に英語に触れることで英語で話しかけられた時に構えずにすぐに切り替えができるようになったと思います。日本では非常識とされる行動を取っている外国人がいても文化の違いと捉えられるようになり、海外の人との常識の違いに寛容になれました。 

 英語をしゃべるときに気を付けていることは、伝えようとする姿勢を見せることです。分からない表現があったり、相手が何を言っているのか分からなかったりして口数が減ってしまうと、話す気がないと思われて会話が止まってしまうので、とにかく伝えることすることが大切です。上手く伝わらなかったとしても、相手も何が言いたいのか理解しようとしてくれます。これを繰り返していくと、違う言語の人と話す怖さをだんだん感じなくなってきます。私もシャイな性格で人と話すことが苦手でしたが、一度怖さが抜けて嵌ると楽しくて仕方がないです! 

 英会話はリスニングやスピーチとは違って会話のテンポが早いので、確かに最初は大変ですが、聞き取れない時は聞き返したりもう一回言ってもらったりすることもできますし、日本では聞かない生の英語を聞いているとだんだん慣れて話せるようになってきます。リスニングや英会話の力を伸ばしたいのなら、ネイティブの英語に触れることが大切だと思います。 

  

 また、英会話の上達のためには、リスニングの練習が大切です。自分の言いたいことを言う時にも、相手の言っていることが聞き取れないと会話が成立しないので、英語を英語で理解することが大切だと思います。 

 他にも、私にとっては英語の速読も英会話の上達として効果的でした。音声を聞きながら、英文を同じスピードで読んでいくという勉強法により、どれが重要な情報なのか取捨選択ができるようになり、それが英会話にも生きていると思います。 

 

RIEAの部長として心がけていることや身についたことは何ですか?」 

 三年生でRIEAの部長になって、他者の視点で物事を考える力が身に付いたと思います。私がRIEAに入部した理由は英語でのコミュニケーションがしたいからでしたが、日本の文化を学びに来たアジア圏の留学生もいるので、日本語を楽しく学ぶ場をつくったり、日本の文化を分かりやすい日本語を使って伝えたり、色んな人が何を目的にRIEAに入部してくれたのかを考えることで、他者の視点で物事を考えられるようになったと思います。 

 RIEAの部長をして大変だったことは、どうしたらみんなが楽しめるのか、英語が苦手な人でも楽しめる方法を考えることです。交流の機会があることと楽しめることはイコールではありません。特に、英会話ランチは毎週行うものなので、どういうテーマで話すか、どんなゲームをするかを考えることは大変ですが、そのぶん皆さんが楽しんでくれた時は嬉しく、考えて実際にやってみることは楽しいです。 

 

RIEAの魅力について」 

 RIEAの魅力は、やっぱり英語での交流の機会が多く得られることです。交流に興味がある人にとってはRIEAでの活動は貴重な機会ですし、留学や海外インターンといった生徒の国際交流のサポートを行っている国際交流課とタイアップしているサークルなので、大きな活動に参加出来たり学外の組織と企画して活動できるので、交流の機会があるだけではなくさらに広げられる点が魅力だと思います。 

 

《読者や入部希望者にメッセージ》 

コロナウイルスの影響で留学ができなくて、交流の機会がなくて大変だと思いますが、RIEAに入部すればなんとか交流の機会を設けられますし、ネイティブの先生も国際交流課の方も協力してくれます。学ぶ姿勢や意欲を持っている学生のサポートを手厚くしてくださるので、もし英語での交流に興味がある人がいるなら、是非RIEAに入部してほしいです。人見知りだったり英語をうまく喋れなかったり、不安になる人も多いと思いますが、そういう人こそRIEAに入部して鍛えていくことで見えてくるものもありますし、成長できると思うので、是非入部してほしいです。誰でも大歓迎です! 

 

記事:立正大学経済学部2年 早川千尋

 

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