略歴
1999年 |
早稲田大学教育学部卒業 |
2001年 |
東京大学大学院教育学研究科(修士課程)修了 |
2001~2009年 |
東京都立養護学校・特別支援学校教諭 |
2009年 |
東京大学大学院教育学研究科(博士課程)単位取得満期退学 |
2009年 |
フランス、ドイツ、アメリカの特別支援教育の現場等でのインターンシップ |
2010年 |
埼玉県立特別支援学校臨時任用教員 |
2011年 |
立正大学教職課程で非常勤講師 |
2013年 |
立正大学社会福祉学部特任講師 |
研究テーマ
特別支援教育を専門としていて、一人ひとりの命の尊厳を大切にしていく教育という観点から、近年は災害や戦争の経験をどう継承していくかというテーマをもち、震災や原爆についての絵本の研究に力を入れています。
担当科目、ゼミ
教職課程の授業や演習「特別支援教育概論」「教育方法論Ⅱ」「教職演習」等
教員から学生へのメッセージ
データサイエンス学部では、高等学校「情報」の教員免許が取得できます。大学で専門的に学んだ知見を、卒業後は教育現場で活かしていくことによって社会に貢献するというのも選択肢の一つにしていただければと思います。
研究業績等
村上美奈子(2016)「フランスの医療教育院IMEにおける『教育』-フォントネー・ル・コントにおける2つのIMEにおける教育活動-」『フランス教育学会紀要』第28号
村上美奈子(2017)「表現の力を育てる教育」『フランス教育学会紀要』第29号
村上美奈子(2017)「広島・長崎を語り継ぐ原爆絵本-『心のケア』とどう折り合いをつけるか-」『人間の福祉』31号
村上美奈子(2018)「原爆絵本リスト作成の歩み : 広島・長崎の原爆を伝える絵本教材」『人間の福祉』32号
村上美奈子(2019)「伝え教え、そして受け止める営みとしての教育—被爆した子どもに応答した大人として、そして、原爆を語り伝えた教師としての奥田貞子—」『人間の福祉』33号
村上美奈子(2020)「セネガルにおけるタリベ保護センターでのボランティア活動—サン・ルイのコーラン学校ダーラで学ぶ子どもたちの生活環境と教育—」『人間の福祉』34号
所属学会
日本教育学会、教育哲学会、フランス教育学会、SNE(Special Needs Education)学会