立正大学データサイエンス学部

Faculty of DATA SCIENCE

Tadanao


Matsuo


博⼠(地理学)
松尾 忠直
まつお ただなお
専攻(担当分野)
地理データサイエンス、経済地理学、農業地理学
講師

略歴

2003年 立正大学地球環境科学部卒業
2005年 立正大学大学院地球環境科学研究科地理空間システム学専攻博士前期(修士)課程修了
2008年 立正大学大学院地球環境科学研究科地理空間システム学専攻博士後期課程単位取得満期退学
2008~2011年 立正大学研究生
2011年 立正大学非常勤講師
2012~2018年 立正大学地球環境科学部地理学科助教
2018 立正大学ほか非常勤講師
2019~2021年 立正大学地球環境科学部地理学科特任講師
2021年 現職

研究テーマ

土地利用や景観の記録・分析にUAV(ドローン)を活用するための研究:新たな技術であるUAVを土地利用や景観の記録・分析に活用し、広範囲を効率的かつ安全に地図化する方法に取り組んでいます。
企業による産地形成に関する地理学的研究:日本の農業地域に農産物を生産する企業が進出する事例を中心に、企業による農業によって産地がどのように形成され、変容するのかを調査しています。

担当科目、ゼミ

社会調査の基礎、フィールドワーク、統計データと地図表現、空中写真の利用と活用、ゼミナールI、ゼミナールII、ゼミナールIII、ゼミナールIV、卒業研究・卒業論文

教員から学生へのメッセージ

データをどのように収集し、それを加工・処理し、どうのように分析するか、これらのプロセスの中でさまざまな発見があります。フィールドに出てオリジナルなデータを収集し、大学に戻って加工・処理・分析することができます。体と手と頭を使ってデータサイエンスを学ぶことを期待しています。

研究業績等

著書(分担執筆)
松尾忠直(2016)日本のキノコ類産地の変化.内山幸久編著:『地域をさぐる』古今書院,p65-76.
 台地の開発からみた土地利用変化を捉える—所沢での土地利用から探る.伊藤徹哉・鈴木重雄編著:
松尾忠直(2015)『地理を学ぼう地理エクスカーション』朝倉書店,p53-58.
松尾忠直(2013)企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町.片柳 勉・小松陽介編著:
 『地域資源とまちづくり 地理学の視点から』古今書院,p51-56.
松尾忠直(2010)生シイタケの輸入増加と国内産地の対応.高柳長直・川久保篤志・中川秀一・宮地忠幸編著:
 『グローバル化に対抗する農林水産業』農林統計出版,p34-47.

論文
松尾忠直・高田明典(2018)UAVを使用した景観の記録と教材作成の試み 立正大学地球環境科学部 地球環境研究, 20, p237-243.
小松陽介・松尾忠直(2018)立正大学地球環境科学部におけるアクティブ・ラーニングの導入と教育改革の進展 立正大学地球環境科学部,地球環境研究,20,p43-55.
松尾忠直(2016)日本におけるシイタケ栽培の普及-群馬県における産地の展開を事例に.立正大学地球環境科学部,地球環境研究,18,p57-70.
松尾忠直・高田明典(2016)大学地理教育におけるアクティブ・ラーニングおよびルーブリックの活用による授業実践報告.立正大学地球環境科学部,地球環境研究,18,p139-145.
松尾忠直・横山貴史・大石雅之(2016)実習科目における予習用動画の導入:「基礎地図学および実習」の事例.立正大学地球環境科学部,地球環境研究,18,p147-153.

所属学会

立正地理学会、日本地理学会、人文地理学会、経済地理学会、東北地理学会