立正大学データサイエンス学部

Faculty of DATA SCIENCE

Ayumi


Nanbu


博士(学術)
南部 あゆみ
なんぶ あゆみ
専攻(担当分野)
民法、インターネット関連法
准教授

略歴

2002年 早稲田大学法学部卒業
2004年 早稲田大学社会科学研究科修士課程修了
2013年 早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了
2011~2013年 立正大学法学部専任特任講師
2013~2015年 平成国際大学法学部講師
2015~2019年 平成国際大学法学部准教授
2019~2021年 立正大学法学部特任准教授
2021年 現職

研究テーマ

民法(財産法)の視点では、インターネット関係の法的トラブルとして、大きくビジネスと不法行為に分けられます。いずれも、インターネットを介することで特殊性を帯びるため、実態をとらえた上で解釈を加える必要があります。特に最近は、プラットフォームの存在抜きにビジネスを語ることができません。責任の所在、透明性の確保、情報の取扱いなど、よりフェアなビジネス環境を整えるための政策や法理論に注目しています。

担当科目、ゼミ

インターネットと法、民法入門、不法行為法入門、契約法入門

教員から学生へのメッセージ

情報は、積極的に活用することで社会の様々な問題を解決します。一方で法律の世界では、情報利用を「どこまでやってよいのか」を考えます。なぜなら、情報はときに人を傷つけるからです。例えばSNSは便利なツールですが、誹謗中傷を招きやすい性質があり、被害者を生みます。財産でもあり武器でもある情報を、どのようなルールの下で使うべきなのか。そうした視点を持ち合わせたデータサイエンティストになってください。

研究業績等

法学教育における六法媒体の比較とその活用 —印刷六法と六法アプリ—(共著) 日本法育学会「日本法育研究」(77-93頁)2020/9
インターネットにおけるプラットフォーム型複合契約 吉田和夫ほか編著『市民生活関係法の新たな展開』(敬文堂)(193-229頁)2019/1
インターネットと法律 平成国際大学「教職研究」2号(207-220頁)2017/3
学校事故と民事責任 平成国際大学「教職研究」2号(195-205頁)2017/3
鎌雄邦樹ほか編著『マンション法の判例開設』(勁草書房、2017)担当:暴力団事務所の使用禁止(福岡地判昭62・5・19)130-131頁、暴力団事務所の競売請求(京都地判平4・10・22)134-135頁、電気供給契約の切替え(横浜地判平22・11・29)136-137頁

所属学会

日本私法学会、日本マンション学会、日本法育学会