立正大学データサイエンス学部

1994年	青山学院大学文学部日本語日本文学科卒業
1997年	青山学院大学大学院文学科日本語・日本文学専攻（修士課程）修了
2004年	ブリテッシュコロンビア大学大学院アジア研究科日本古典文学専攻博士後期課程単位取得満期退学
2013年	南カリフォルニア大学大学院歴史学研究科前近代日本史専攻博士後期課程修了
2008～2011年	東京大学史料編纂所外国人研究員
2011～2013年	一橋大学共同大学院設置準備室コーディネーター
2013～2016年	一橋大学商学研究科特任助手（グローバル人材育成推進事業コーディネーター）
2014～2021年	大東文化大学国際交流センター非常勤講師
2016～2021年	立正大学文学部特任講師Ⅲ種
2021年	現職

日本史、特に平安後期から室町時代までの中世期を主に研究しています。当時の公武関係、文化、社会の在り方などをはじめ、女性・家族の役割などを中心としたヒューマンネットワークに関心があります。日本史をグローバルコンテクストの中に位置づけ、広義の日本文化の海外発信を行うほか、史料や歴史用語の英訳を通して見えてくる「ことば」をめぐる問題、日本史を英語で学ぶことに関する教育法についての研究も行っています。

基礎英語I、基礎英語II,　実践英語I、歴史学概説、史学方法論、ゼミナール

“I have no special talents. I am only passionately curious.” 天才と言われるアインシュタインの言葉です。好奇心こそ、次の一歩への足がかり。なぜ？どうして？と思うところから学問は始まります。そして、それを解決していく道筋のなかで、一見関係ないようなものが結びつくと、そこに新しい価値が生まれてきます。小さな疑問を大切にあたため、自分のpassionへと結び付けていきましょう。

著書
亀井ダイチ利永子（分担執筆）『英語好きな子に育つ　楽しいお話365』誠文堂新光社、2016年
Rieko Kamei-Dyche. “Networks of Wealth and Influence: Spatial Power and Estate Strategy of the Saionji Family in Early Medieval Japan.” In Land, Power, and the Sacred: The Estate System in Medieval Japan. Ed. Janet R. Goodwin & Joan R. Piggott. Honolulu: University of Hawai’i Press, 2018. 319-350.

論文
Rieko Kamei-Dyche. “Depicting Authority: Cultural Capital in the Early Medieval Japanese Court.” The Annals of the Faculty of Foreign Languages and Literatures, Dimitrie Cantemir Christian University XVI.1 (2016): 251-266.
Rieko Kamei-Dyche. “Prescribed Roles of Women in Medieval Japanese Buddhism: As Represented in the Tale of the Heike.” The Academic Journal of the Faculty of Letters, Rissho University 33 (2017): 97-114.
亀井ダイチ利永子 (2017)「英語圏における前近代日本史のあゆみ:北米のアカデミアを中心に」立正大学文学部論叢140号、55-171.
亀井ダイチ利永子（2019）「歴史用語の英訳に関する諸問題 : 『五代帝王物語』の基礎英訳を通して」立正大学人文科学研究所年報56号、45-54.
Rieko Kamei-Dyche. “A Literary Lens on Social Lives: The Spectrum of Commoners Depicted in Sand & Pebbles.” The Academic Journal of the Faculty of Letters, Rissho University 36 (2020): 83-96.

Association for Asian Studies、総合女性史学会、British Association for Japanese Studies