略歴
1982年 |
東京大学経済学部卒業 |
1988年 |
マサチューセッツ工科大学大学院(経済学、修士)卒業 |
1982~2019年 |
経済企画庁入庁、2001年より内閣府。政策統括官(経済財政分析担当)、同(共生社会政策担当)、経済社会総合研究所長等を経て退官。 |
2020~2021年 |
立正大学経済学部特任教授 |
2021年 |
現職 |
研究テーマ
内閣府において、「月例経済報告」や「経済財政白書」の作成などを通じ、景気の現状判断、日本経済の実証分析、統計の整備といった実務に携わってきました。そもそも景気とは何か(何であるべきか)というテーマを思いつつ、景気の動向を丁寧に観察し、その特徴がどう変化しているかを理解しようと努めています。また、日本経済の成長力底上げの観点から、企業のデータ利活用とイノベーションの関係についても調べています。
担当科目、ゼミ
ミクロ経済学、マクロ経済学、地域経済、実証経済分析、ゼミ
教員から学生へのメッセージ
大学の「経済学」では高校の「政治経済」のように制度的な知識を学ぶのではなく、世の中が動いている本当の仕組みを自分なりに探っていくためのスキルの習得を目指します。実際に手を動かして経済データを分析した経験は簡単には忘れず、一生の財産になるはずです。とはいえ、学生の皆様にとって経済はとっつきにくく感じられると思います。まずは身近な事例などでイメージを描き、皆様に興味を持っていただけるよう努めてまいります。
研究業績等
「経済財政白書」(平成20年版~平成26年版)等
所属学会
景気循環学会