略歴
| 2001年 |
早稲田大学理工学部卒業 |
| 2008年 |
政策研究大学院大学政策研究科政策専攻修士課程修了、修士（公共政策） |
| 2019年 |
総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻博士課程修了、博士（統計科学） |
| 2002～2021年 |
総務省（統計局、大臣官房、統計研究研修所等）、独立行政法人統計センター |
| 2020～2021年 |
統計数理研究所客員准教授 |
| 2020～2021年 |
滋賀大学特任准教授 |
| 2021年 |
現職 |
研究テーマ
(1)公的統計データ・企業データのデータリンケージ・統計的マッチング、(2)状態空間モデル・時系列回帰モデル等に基づく消費関連データ（公的統計データ、POSデータ）の予測・経済指標の開発、(3)公的統計ミクロデータの高度な利活用方法などについて研究しています。
担当科目、ゼミ
ＡＩ入門Ⅰ、ＡＩ入門Ⅱ、統計調査法、社会調査の設計と実査、社会調査実習Ⅰ、社会調査実習Ⅱ、ゼミナールⅠ、ゼミナールⅡ、ゼミナールⅢ、ゼミナールⅣ、卒業研究・卒業論文
教員から学生へのメッセージ
私はこれまでに、総務省統計局において、統計調査の企画立案・実施や公的統計の作成・公表、公的統計データの利活用推進、先端的な統計的手法の公的統計データへの応用研究などの業務に携わってきました。こうした経験を生かしつつ、現実の様々な問題から仮説を設定し、データサイエンスの知識・技術を駆使して関連するデータの収集・分析を行い、その結果を問題解決に生かしていくための方法について、皆さんとともに考えていきたいと思います。
研究業績等
[1] Isao. Takabe and Satoshi. Yamashita (2020). New Statistical Matching Methods Using Multinomial Logistic Regression Model, Advanced Studies in Classification and Data Science., (eds. Tadashi Imaizumi,Akinori Okada, Sadaaki Miyamoto, Fumitake Sakaori, Yoshiro Yamamoto and Maurizio Vichi), Chapter 21, 265-274，Springer, Singapore. (ISBN: 978-981-15-3310-5)
[2] 高部勲，山下智志(2019)．B-スプライン及びAdaptive Group LASSOに基づく正則化非線形ロジットモデルによるデフォルト確率の推定，統計数理，65，295-317，統計数理研究所
[3] 高部勲，山下智志(2019)．多項ロジットモデル及び主成分分析を用いた新たな統計的マッチング手法の提案，統計学，115，1-18，経済統計学会
[4] 高部勲(2018). 消費動向指数(CTI)：マクロ消費動向の推定について，統計研究彙報，75，21-40，総務省統計研究研修所
[5] 椿広計、高部勲、渡辺美智子、土屋隆裕、清水誠(2017)．統計データの理論と実際，第2章：正規分布とは，47-92，日本統計協会，総務省統計研究研修所編(ISBN: 978-4-8223-3947-0)
所属学会
日本統計学会、経済統計学会、社会調査協会、日本分類学会、日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)
