略歴
2005年 |
立正大学大学院 地球環境科学研究科 環境システム学専攻 修士課程修了 修士(理学) |
2008年 |
千葉大学大学院 自然科学研究科 地球生命圏科学専攻 博士課程修了 博士(理学) |
2008~2009年 |
大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所研究員 |
2009~2012年 |
立正大学地球環境科学部環境システム学科助教 |
2012~2016年 |
立正大学地球環境科学部環境システム学科専任講師 |
2016~2021年 |
立正大学地球環境科学部環境システム学科准教授 |
2017年~ |
東京農工大学農学部非常勤講師 |
2018~2019年 |
ヘルシンキ大学理学部客員教授 |
2021年 |
現職 |
研究テーマ
衛星リモートセンシング(Remote Sensing:RS)や地理情報システム(Geographic Information System:GIS)などといった情報技術を用いて、主に「都市における人間と自然との関わり方(=都市における”環境”のあり方)」について考えていく研究を行っています。最近では、人工衛星から取得した画像や過去から現在までの地図情報などを用いて土地利用変化を抽出し、都市の環境にどのような影響を与えているか考えています。
担当科目、ゼミ
情報処理の基礎、情報倫理、情報科学Ⅰ、自然科学、情報セキュリティ、空間情報システム学実習、リモートセンシング、ゼミナールⅠ、ゼミナーⅡ、ゼミナールⅢ、ゼミナールⅣ、卒業研究・卒業論文
教員から学生へのメッセージ
国連によると、2050年までに世界のおよそ70%の人々が都市で生活すると言われています。したがって、現在都市で発生している様々な環境問題を解析・解決し、自然と共生していく持続的な都市環境を創造していくことは人類にとって重要なことだと容易に想像することができます。データサイエンスの技術や知識を利用して我々人間の未来について一緒に考えていきませんか?
研究業績等
1)Senga, Y., Kobayashi, W., Mikawa, K., Kitazawa, T., Lee, S., Shiraki, Y. (2020)Influences of green macroalgae blooms on nutrients and sulfide dynamics in hypereutrophic intertidal ecosystems. Limnology. https://doi.org/10.1007/s10201-020-00644-w.
2)白木 洋平,徳久 紗希,北沢 俊幸(2020)地理情報システムを用いた津波発生時における避難場所としての神社の有効性に関する研究,国際 ICT 利用研究学会論文誌,4(1),10-17.
3)白木 洋平,秋本 萌江,近藤 昭彦(2019)GIS を活用した千葉県における潜在的水害脆弱地域の抽出 —災害時要援護者と救助活動可能者の関係にも着目して—,国際 ICT 利用研究学会論文誌,3(1),11-18.
4)Shiraki, Y. , Oishi, Y. , Lee, S. and Kitazawa, T. (2019) Ulva spp. Distribution Observed by Using High-Spatial Resolution Satellites – Case study: Yatsu tidal flat, Chiba Prefecture –. Bulletin of Geo-Environmental Science, 21, 153-158.
5)Shiraki, Y. , Kitazawa, T. , Lee, S. and Senga, Y. (2018) A Method for Determining Batillaria attramentaria Distribution Using Aerial Balloon Photography and a Vegetation Index Camera: Demonstration at the Yatsu Tidal Flat, Chiba Prefecture. Advances in Remote Sensing, 7, 15-24. doi: 10.4236/ars.2018.71002.
所属学会
日本写真測量学会、環境科学会、日本地球惑星科学連合、アメリカ地球物理学連合(AGU)、国際ICT利用研究学会、地理情報システム学会、土木学会