略歴
1994年 |
立命館大学経営学部卒業 |
1996年 |
立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了 |
1999年 |
立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程修了 |
2003~2004年 |
鈴鹿国際大学国際学部特任講師 |
2004~2011年 |
藍野大学医療保健学部准教授(助教授) |
2011~2016年 |
和歌山大学観光学部准教授 |
2016~2021年 |
和歌山大学観光学部教授 |
2021年 |
現職 |
研究テーマ
観光市場や土地・住宅市場を対象に,統計データを使用した実証分析を行っています。具体的には,観光統計の整備,観光需要予測,観光需要の季節変動の測定,観光消費による経済波及効果の計測から,住居費負担の実態や住宅取得能力の測定などがあげられます。同時に企業が所有,または利用する不動産の価値向上を目的とした企業不動産(Corporate Real Estate)マネジメントについても研究しています。
担当科目、ゼミ
観光統計、観光データ分析、観光経済学、観光リスクマネジメント、観光マーケティング、不動産データ分析
教員から学生へのメッセージ
データサイエンスという言葉は,最近では割とよく聞かれるようになりました。しかし,その活用は十分ではありません。つまり,重要な場面においても,いまだに個人の経験に基づいた意思決定が行われています。みなさんがデータサイエンス学部で学ぶことによって,社会の構造を変革するようなイノベーションを生み出すことを期待しています。
研究業績等
大井達雄(2020)「小地域統計を利用したインバウンド観光の季節変動分析」,『観光学』(和歌山大学観光学会)22,13-24
大井達雄(2019)「第8章 観光地域経済調査からみた観光関連事業所の季節変動分析」(坂田幸繁編『中央大学経済研究所叢書75 公的統計情報—その利活用と展望』),中央大学出版部,159-183
大井達雄(2017)「デスティネーション・マーケティング時代のツーリズム情報の収集と活用 (特集 地方創生をORする:エビデンスを生かした戦略展開)」,『オペレーションズ・リサーチ:経営の科学』(日本オペレーションズ・リサーチ学会),62(5),301-308
大井達雄(2016)「8.観光統計」(大橋昭一,山田良治,神田孝治編『ここからはじめる観光学 楽しさから知的好奇心へ』),ナカニシヤ出版,56-63
大井達雄(2016)「観光地域における観光需要の季節変動の要因分析—ジニ係数および要因分解手法に基づく実証研究—」,『日本政策金融公庫論集』,33,39-59
大井達雄(2016)「空間的自己相関を用いた地域観光クラスター分析—和歌山県と北海道による比較—」,『観光学』(和歌山大学観光学会),14,1-11
所属学会
経済統計学会、日本不動産学会、日本不動産金融工学学会、日本住宅会議、CoreNet Global、グリーンビルディングジャパン、観光学術学会、日本オフィス学会、日本観光経営学会