立正大学データサイエンス学部

1984年	横浜国立大学経済学部卒業
2010年	筑波大学大学院（博士後期課程）卒業
1999～2017年	株式会社ＮＴＴドコモ
2017～2021年	秋田県立大学システム科学技術学部教授
2021年	現職

機械学習を用いたデータ解析に関する研究。機械学習にもとづくデータからの知識発見、および機械学習アルゴリズム研究を手掛ける。特に「日本らしさ」の学習・発見に関心がある。なおデータ解析には以下のような手法を用いている。
１．大量の口コミデータにもとづくトピック分類、パターン認識
２．料理手順、農作物の生育状態、タイムスタンプ付き記事など系列データからの状態遷移分析
３．画像認識、物体検出

データサイエンス入門、インターネットデータ収集技術、特徴量エンジニアリング、データビジュアライゼーション、テキストマイニングの基礎、テキストマイニングの応用

人工知能は、20世紀後半からいろいろな技術で実現されてきましたが、現代の人工知能は機械学習と呼ばれる学習・推論技術を基盤としています。機械学習の技術進化は目覚ましく、囲碁や将棋では有段者を凌ぎ、医療では、患者の症状から人工知能が自動診断するというように、いよいよ人工知能は実用段階を迎えていると言えます。一方、オープンソースと呼ばれるソフトウエアが普及したおかげで、こうした高度な技術をノートＰＣなどで手軽に利用できる環境が整ってきました。SNS口コミも、大量に集めて機械学習を適用すると意外な発見があるかもしれません。こうした身近なデータを機械学習で分析して、新しい発見をいっしょに目指しましょう。

論文
1. Yoshida H., Uehara H.,”Detecting Substitutability of Cooking Steps based on Prior Knowledge Embedded Hidden Markov Model", IEEE 37th International Conference on Data Engineering Workshops(2021).
2. Iuchi Y., Uehara H., Fukazawa Y., Kaneta Y., “Stabilizing Predictive Performance for Ear Emergence in Rice Crops across Cropping Regions”, proceedings of PKAW2020(2021).
3. Shirai S., Yamaguchi T., Uehara H., “Bringing Discovery of Low-profile Sight Spots for Inbound Tourists – Acquiring Touring Serendipity Using a Joint Topic Model –’” proceedings of the 19th International Conference on e-Society (2021).
4. Ishizaki K., Saruta K., Uehara H., “Detecting Keypoints for Automated Annotation of Bounding Boxes using Keypoint Extraction”, 2020 International Conference on Computational Science and Computational Intelligence(2020).
5. Uehara H., Ito A., Saito Y, Yoshida K., “Prior Knowledge Embedded LDA with Word2vec - for Detecting Specific Topics in Documents – “, Proceedings of Pacific Rim Knowledge Acquisition Workshop,pp.115-126,(2019).

　著書
Uehara H., Shinjo A., “WAGRI the Agricultural Big Data Platform”, E-Agriculture in action: Blockchain　
for agriculture - Opportunities and Challenges, FAO/ITU, pp.73-83(2019).

招待基調講演
1. 国際連合（FAO（国連食糧農業機関）、ITU(国際電気通信連合））共同主催シンポジウム　ICT Americas Innovation Week - Smart Rural Communities : ICT evolution and sound and sustainable agricultural production - 2019 （於：モンテビデオ　ウルグアイ）
2. 日本工学アカデミー 北海道・東北支部　特別講演「農業連携データ基盤を利用した地域農業の特徴抽出」2018（於：秋田県立大学由利本荘キャンパス）
3. 日本経済新聞社　地方創生フォーラム　基調講演「地方創生におけるモバイル農業ICT活用の可能性～+d協創の取組み～」2015 （於：日経ホール）

知能情報系国際会議'Practice of Data and Knowledge Acquisition Workshop(PKAW 2020)' co-chair
人工知能学会ビジネスインフォマティクス研究会　専門委員
情報処理学会会員
人工知能学会会員