経営基盤強化社会ニーズを捉えた活動の推進と教育活動への実装を進めます。

ガバナンス機能の強化とコンプライアンス管理の徹底

5-1
強靭なガバナンス体制の確立
目的

私学法改正やガバナンスコードの策定により学校法人ガバナンスの強化が求められている昨今の潮流を踏まえ、変化の多い時代に即応できる強靭な学園組織と運営体制をつくり、学園の永続性を担保して継続的な発展を目指す。

概要
  • ガバナンスコード実施項目遵守状況の点検と改善サイクルの確立
  • 遵守状況の不断の見直しを通じたガバナンス機能の向上
  • 私立学校法改正事項などへの迅速確実な対応
  • 法人意思決定の前提となる各種会議体の活性化
  • 役員・教職員への大学ガバナンスやコンプライアンス意識の啓蒙、周知と改革マインドの醸成
  • 時代に応じた組織体制(法務・コンプライアンス体制等)の整備、規約類の見直し

校友との連携強化

5-2
卒業後の校友活動の担い手づくりを含めた校友会連携強化
目的

卒業生が在学生を支える関係を構築し、校友会の連携を強化する。

概要
  • 在学生が在学中から校友会を認知し、卒業後の校友活動の担い手となり、在学生の就職支援に繋がる、業種別による就職支援プログラムの構築・運用・利用
  • 卒業生の業種別ネットワークの構築による卒業生間の交流推進

学園理念と経営戦略を支える人事・組織マネジメント

5-3
教職員の多様化
目的

「『モラリスト×エキスパート』を育む。」理念のもと、人種・性別・年齢・障害等に関わらず、自分の能力を活かしていきいきと働ける環境を実現するために、教職員の構成を多様化し、多様性(ダイバーシティー)環境を実現し、活力ある学園を実現する。

概要
  • 「指導的地位に占める女性の割合向上」に基づいた理事および教職員管理職に占める女性比率の向上
  • 女性教員比率の向上。
  • 教育・研究等の目的に応じた、外国人教員比率等の維持・向上
  • 障害者雇用率を踏まえた、積極的な周知と恒常的な採用(特に職員。年度によって採用枠有無は検討)
5-4
多様な働き方の創出とワークライフバランスの調和
目的

多様な働き方の創出およびDXの推進、ワーク・ライフ・バランスの調和を通じて、労働生産性を向上させ、組織の活性化を図る。

概要
  • 緊急時の業務継続(BCP)を念頭に多様な働き方も視野に入れた勤務制度の検討、一部実施
  • 高度化する業務への対応を行える組織体制の構築
  • ライフステージに関係なく業務を行える環境を整え、ワーク・ライフ・バランスの調和を図ることを通じた、持続可能な組織の活性化

財務マネジメント体制の強化

5-5
教育研究活動を安定して遂行するための財政基盤の確立
目的

安定的かつ持続可能な財務基盤を確立・維持することにより資金面から充実した教育研究環境を提供する。

概要
  • 中長期事業計画の進捗に応じた中長期財務計画の策定
  • 適正な入学定員充足率のもとでの、教育サービスの質保証に応じた学納金の安定確保
  • 不要不急の事業の縮小または中止、遊休資産の処分、冗費の削減
  • 運用資産の継続保持とリスクに留意した資産運用
  • 流動性資産の安定確保
5-6
収入の多角化による経営基盤の安定
目的

収益の増加を目指すため、事業多角化を展開する。

概要
  • 学生生徒等納付金以外の寄付金や補助金の獲得
  • 学園出資の事業会社を活かした新たな収入源の確保

持続可能な施設設備マネジメント

5-7
戦略的な修繕計画の策定・推進による教育・研究基盤の安定化
目的

長期的・戦略的な修繕計画を立案し、適正なコストの下で環境・施設整備を実施することでキャンパスファシリティマネジメントを推進し、持続可能なキャンパスを構築する。

概要
  • 施設設備調査の実施、修繕計画の見直し
  • 年次予算および運用を考慮し優先順位を立てた上での、修繕工事の実施
  • ランニングコストの削減と環境面における社会的責任として、高効率の設備機器への更新や照明のLED化をすることなどによる、計画的・段階的な省エネルギーの推進

ブランド力向上のための戦略展開

5-8
学園広報戦略の策定と体制整備・強化
目的

立正グランドデザインおよび第2次中期計画の進捗について広く社会に周知し、知名度を向上させる。同時に、学内向け広報も充実強化する。
広報体制を整備・強化し、迅速、効率的かつ効果的な広報を実現する。

概要
  • 立正大学学園および立正グランドデザイン・第2次中期計画の周知を目的とした立正大学学園広報戦略の策定および広報体制の整備
  • 大学ホームページを閲覧者の求める情報に素早くアクセスできるよう刷新
  • 広報に関するリスクマネジメント体制の構築