立正大学150周年が2022年に迫るなか、2020年度は新型コロナウィルス感染拡大により、大学の教育活動は大きく変わり、学生が大学で授業を受けられない日々が続きました。
そのような状況のなか、3名の学生有志が「学生のため、大学のために何かできないか?」「こんな時だからこそ、大学の魅力をもっと広めたい」と、学生ブランディングプロジェクトをスタートさせました。
今回の企画の発起人であり、プロジェクトを進めてきたのは、仏教学部4年水田理紗さん、志賀麻理奈さん、文学部4年堀田美香(※)さんの3名です。 この3名が1年をかけてどのように活動してきたのか、活動をバックアップしてきた職員の視点から詳しくご紹介します。
※学年は当時のもの
今回の企画の発起人であり、プロジェクトを進めてきたのは、仏教学部4年水田理紗さん、志賀麻理奈さん、文学部4年堀田美香(※)さんの3名です。 この3名が1年をかけてどのように活動してきたのか、活動をバックアップしてきた職員の視点から詳しくご紹介します。
※学年は当時のもの

*左から:水田さん、堀田さん、経営学部 本柳先生、志賀さん
企画・運営をすべてオンラインで
新型コロナウィルスの影響で、企画のプレゼンテーションや打合せも対面ではなくリモート(主にMicrosoft Teamsを利用)にて実施。 当初は通信環境の問題などもありましたが、徐々にオンラインミーティングにも慣れ、職員とのミーティングは計8回、日々の連絡はチャット機能を利用し企画を進めてきました。
*ミーティング風景


*プレゼン資料
学生の本音は?学生アンケートから見えたもの
このコロナ禍での学生の抱える悩みや、大学の印象などについての学生の本音を探るため、まずは学生アンケートを実施。 設問の検討からデータ集計、コメント集計、分析まですべて学生が行いました。分析結果については「どう見せるか?」も重要なポイントとして考え、配色や伝え方などにもこだわりました。学生アンケート調査結果はこちら
本番!インタビューの実施
アンケートで集めた学生の本音、様々な悩みに対し学長や教員などから学生へメッセージをいただくべく、インタビューを実施。 もちろん、依頼文の作成、質問内容の検討、当日のインタビュアーまですべて学生自身が担いました。インタビューは、感染対策を十分に取りながら、経営学部の本柳准教授、ラグビー部の堀越監督、そして吉川学長に依頼。 普段なかなかお話する機会のない学長や学生の所属と異なる学部の教員、活動キャンパスも異なる部活動の監督との対話は、学生にとっても貴重な機会となりました。


*学長インタビュー時


*本柳先生インタビュー風景


*堀越監督インタビュー風景
腕の見せ所!動画編集
インタビュー後は、動画編集の作業です。インタビュー内容を文字起こししたり、動画にする部分をうまく切り取ったり、字幕をつけたり・・と、細かく膨大な作業が待っています。 学生はうまく作業を分担しながら進め、苦労しながらも無事に動画が完成。大学の公式YouTubeチャンネルで公開しました。動画をYouTubeで公開することにより、本学学生へのメッセージのみならず、今回の企画の目的である「立正大学の魅力を広く社会に知ってもらう」という大学ブランディングの活動に繋げました。
大学公式YouTubeチャンネルはこちら
企画・運営を通して
今回の企画は学生の強い意志のもと、それぞれの持ち味を生かし、立ち上げから運営までを学生自身でやり切りました。新型コロナウィルスの感染が拡大する中での活動となり、計画通りにいかなかった部分もありましたが、学生同士、職員や教員等ともうまく連絡を取り合いながら臨機応変に進めてきました。 この経験は、大学卒業後も活かしていけるものと思います。
今後の活躍にも期待しています。お疲れ様でした!