みんなのゼミ自慢（第０５回：社会福祉学部　奥富庸一ゼミ）

「 楽しい！」も「学びたい！」も全部できる
奥富ゼミナール

　奥富ゼミは、イベントがたくさんあります。コロナ禍で実施できないものも多くありましたが、ゼミの歓迎会やお疲れ様会、夏にはBBQを開催するなど、とにかく集まるのが大好きなゼミです。他にも『ハグくま広場』という遊びの広場を年に一度主催しています。この『ハグくま広場』では地域の子どもと保護者の方を熊谷キャンパスに招き、遊ぶイベントです。子育て支援センターベアリスと協働で、輪投げやおもちゃの魚釣り、平均台やマット、フラフープを使ったサーキットなどブースを設けます。全てゼミで企画・運営を行うので、どうやったら子どもたちは楽しんでくれるのか、保護者の方が安心できる遊び方であるかなど、先生とも相談しながらゼミ生主体でイベントを進めていきます。子ども教育福祉学科の1、2年生にもボランティアとして参加していただき、ゼミの雰囲気を感じてもらっています。子どもも学生も笑顔がたくさん溢れる素敵なイベントです。

　

　卒業論文は、3年生から徐々に進めます。論文の書き方や資料集めの仕方などを教わり、自分のテーマを決め、プレゼンテーションを行います。3年生の時から発表の機会があるので、何を研究したいのか、考えをまとめることができます。4年生では夏に中間発表を行い、ゼミ生の前で卒論のテーマを明確にします。内容によっては保育園や幼稚園等に調査に行く場合もあります。幼児の体力測定を行うために幼稚園に行き、50m走やソフトボール投げなどの測定項目を設け、準備・運営を行うこともありました。実際に子どもたちと関わることのできる機会でした。

　卒論発表は、岡本依子先生のゼミと合同で発表会を行います。4年間の集大成としてのイベントです。卒論発表会は3年生にも参加してもらい、運営面で支えてもらっています。奥富ゼミは学生としての「楽しい！」も、「学びたい！」も、どっちも経験できるゼミです。奥富ゼミでよかったと心の底から思える私の自慢のゼミです。

記事： 石井 莉奈

（社会福祉学部子ども教育福祉学科2022年卒業、東京都立高島高等学校出身）

社会福祉学部　奥富庸一教授

（ハグくま広場で実施したかきごおりづくりの様子）