2 清澄修学

画像
版画 聖語 翻刻

【 解 説 】 16歳で出家した日蓮聖人は、この時に幼名の薬王麻呂から是聖房蓮長とあらため、僧侶の修行と学問の道を本格的に歩み出すのでした。蓮長は当時の仏教諸宗派や国家・社会に対して、さまざまな疑問をいだきはじめ、その疑問を解決するために、自ら日本第一の智者となることを願いました。この場面では、4人の僧侶たちに囲まれて勉学に励む様子が描かれています。