産業構造のネットワーク分析

プロジェクト期間

2021.04 ~ 2024.03

プロジェクトリーダー

王 在喆

プロジェクトの概要

本プロジェクトの目的は、産業連関分析にネットワーク理論を適用し、産業構造を可視化しするとともに、グラフの特徴量の抽出およびCentralityの手法等を援用することによって産業構造の特性を表す指標を開発することである。
研究期間の初年度は、まずデータ整備を実施する。本プロジェクトは、日本・中国・韓国の3か国を分析対象としており、各国の産業連関表データを比較可能な形式に整備する必要がある。2年度目には、整備したデータに既存のネットワーク分析の手法を適用し、その経済学的な意味について考察する。また、それらの結果に基づき、これまでにない新しいネットワーク分析の手法や数量的な指標の開発を行う。最終年度には、前年までに開発した新たな手法を日・中・韓の産業連関表に適用しながら、3か国の産業構造の特性を客観的な指標によって表し、産業構造の変化と経済発展について比較分析を行う。

プロジェクトで何を明らかにするのか(研究手法・分析手法など)

プロジェクトの成果は何に応用できるのか

これまでの成果

プロジェクトメンバー

小林 幹  研究員
宮川 幸三 研究員
Yoon-Kyung Kim 共同研究員