夏期休暇を迎える学生のみなさんへのメッセージ

2021/08/05

立正大学 学生のみなさん

 期末試験期間も終わり、皆さんは明日から待望の夏期休暇期間に入ります。今日は、あらためて第1期を振り返るとともに、夏期休暇の過ごし方についてお願いをしたいと思います。

 立正大学では、昨年度、新型コロナウイルスの影響によりオンライン授業を続けておりましたが、今年度4月より、大人数の授業を除き可能な限り対面授業を再開いたしました。その後、東京都における緊急事態宣言発令に伴い、オンライン授業に逆戻りした時期もありましたが、6月21日以降第1期末までは、再度対面授業を続けることができました。
 学生の皆さんには、授業形態が頻繁に変更されることで不自由な思いをさせてしまいましたが、皆さんのご協力のお陰で、キャンパス内でクラスターが発生するようなことは一切なく、無事に第1期を終えることができました。
 皆さんが適切な感染対策を実行してくださったことに、あらためて感謝いたします。

 しかしながら、新型コロナウイルスの感染状況はまだまだ予断を許しません。前述のように、今のところキャンパス内でのクラスター発生は防ぐことができているものの、依然として学生の皆さんの感染ペースは高く、立正大学の新規感染者数は、今年度まだ4か月ほどであるにも関わらず、既に昨年度一年間の人数と同程度に達しています。またその増加ペースは7月以降加速化しています。全国的にも20代の感染者が増加しており、新型コロナウイルスは他人事ではありません。

 夏期休暇期間に入っても、新型コロナウイルスが猛威を振るっていることを念頭におきながら、ソーシャルディスタンスに留意し、マスクの着用や、手洗い、うがい、消毒など、常にしっかりとした感染対策を行ってください。また、人混みの多い場所に行くことや、遠出すること、大人数での会食など、感染確率を高めるような行動はできる限り慎み、節度ある行動を心掛けてください。

 大学としては、夏期休暇明けの第2期においても対面授業を実施できるよう、教職員一体となって準備を進めます。皆さんも、第2期の授業に健康な状態で出席できるよう、感染拡大防止に十分留意しながら、今の自分に何ができるかを考えて有意義な夏期休暇を過ごしてください。
 夏期休暇明けには、また品川・熊谷の両キャンパスで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

立正大学長
吉川洋

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