国際交流（第０６回：オンライン日本文化プログラム開催！）

海外協定校の学生対象 オンライン日本文化プログラムを開催！

　国際交流センターでは、日本語を学んでいる海外協定校の学生を対象とした「オンライン日本文化プログラム」を7月7日～13日に開催しました。このプログラムは、例年対面で実施していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度に続き今年度もオンラインでの実施となりました。韓国・台湾・ベトナムの協定校から応募があり、14名の留学生がプログラムに参加しました。
　プログラムでは、ビジネス日本語や日本文化を学ぶ授業を行うとともに、留学生と本学の学生との交流会の時間を設け、6日間を通して日本語や日本文化への理解と学生同士の交流を深めました。
　授業では「フォーマルな自己紹介」、「日本のビジネスマナー」「日本のことわざ」「オノマトペ」「ケーススタディ」「川柳」などをテーマとして、留学生にとって普段聞き慣れない敬語や日本ならではの表現、文化を学びました。最終日には、今まで学んできた日本語や日本文化の知識を生かして、それぞれの思いを綴った川柳を発表し、留学生が作った個性豊かな川柳にとても盛り上がりました。
　また、本学の学生との交流会では「お辞儀の種類」や「食べ物の『食べ方』について」をテーマにグループワークを行い、参加学生同士の異文化理解を深めました。本学の学生を対象に行ったアンケートでは、「日本語を通して、他国の文化を聞いて理解することができた」「文化の違いを学ぶことができた」などの感想とともに、全員が「参加して良かった」と回答しており、本学の学生にとっても他国について知る良い機会となりました。
　留学生からもプログラム全体を通して、「日本文化だけでなく、他の参加国の文化も学べたので参加して良かったです」「6日間があっという間に感じるほど楽しいプログラムでした」など好評の声が多く、短期間での実施ではありましたが、満足度の高いプログラムとなりました。
　コロナ禍で日本人学生が海外に行くことも留学生が日本に来ることも、以前のように簡単ではなくなりました。そうした状況の中でも、日本語を勉強したいという強い意志を持ってオンラインプログラムに参加してくれた留学生の姿に、本学の学生・教職員ともに大きな刺激を受けました。
　国際交流センターでは、今後も継続して国際交流イベントを実施していく予定です。異文化交流に興味がある方はぜひ積極的にご参加ください。

授業で作られた留学生の川柳作品