みんなのゼミ自慢（第０６回：経済学部　小林幹ゼミ）

「 一生懸命を楽しく」がモットーの小林幹ゼミ
基礎からプログラミングを学び、研究や就活へ生かす

　小林幹ゼミは、プログラミングの基礎を学べる経済学部唯一のゼミです。

　最近ではAIが様々な分野で活躍し、私たちの社会においてなくてはならない存在ですが、そのAIを動かしているのはプログラミングです。2020年度から小学校の授業でプログラミングが必修化されたことからもプログラミングの重要性が増しているとことが分かります。

　2年ゼミでは、プログラミングの基礎学習を座学で勉強しつつ、簡単なゲームをプログラミングしたり、経済学に関する問題をプログラミングしたりと、演習形式でプログラミングを学んでいます。初めは私たち文系の学生にはプログラミングは難しいのではと思っていましたが、基礎を学びみんなで一緒に考え教えあうことで、やれば誰でもある程度は習得できるということが分かりました。

　3年ゼミでは研究紹介の場であるゼミ大会に向けて幾つかのグループに分かれ共同で研究活動を行います。研究活動では、私たち学生が興味のある問題を取り上げ、その解決にプログラミングを使用しています。例えば、東京都の電車路線の重要度を測る指標を考え、それをプログラミングで実際に計算させその指標の妥当性を検証するという研究などを行っています。ゼミの先輩たちの就職先などを見てもIT系が多いことも特徴の一つです。

　また、小林幹ゼミの学生はイベントも多く、先生も積極的にイベントに参加され、学生間はもちろん先生との距離が近いことも魅力の一つです。過去には合宿、懇親会、BBQなどが行われていましたが、最近はコロナ禍のためほとんどイベントが行われなくなりとても残念です。それでもオンライン飲み会やオンラインゲーム大会を開いたり、「一生懸命を楽しく」をモットーに様々な工夫をしながらゼミ活動を行っています。

記事：薄葉 嘉斗

（経済学部経済学科 金融コース4年、帝京安積高等学校出身）

恒例のBBQ。コロナ禍のため最近は開催されていないことが残念。